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罪と悪


罪と悪

2024年2月鑑賞 3本目

福井県がロケ地、ガラの悪い高良健吾とのことで鑑賞。見始めで少し気を抜いていたので中学生男子の見分けに時間がかかってしまった。

4人で仲の良かったサッカー部の仲間のうち1人が川で死亡。大人になって同じ場所で同じくらいの世代の男子が死亡。何か関わりがあると思って調べていく当日の3人は大人になって、半グレ、警察、農家となっていた。当時を解き明かしていくと農家の男の勘違いによって同級生は殺されていた。

オレンジボックスの味のある店内に、眉間に皺を寄せながら立つ高良健吾がよかった。2階に事務所がある店舗が使用されていた。ロケ地に行ってみたところ、店休日に撮影していて、店員さんはどんな映画かはあまりわかっていないようだった。

刑事たくさん出てくるミステリーを久しぶりに見たかも。おじさんがたくさん……て思いながら観てた。

運動公園でのサッカーのシーン、8号線の景色や、駅前の街の風景、片町の繁華街など、どこかの田舎の小さな街という使い方で描かれていたものの方言などは使用されていなかった。

暗い話だったのでよかった。
福井出身の監督の初作品だったとのこと。シーンへの拘りがありそうだなって雰囲気を感じられたのがよかった。食べてるシーンとか特に印象的に見せてる気がする。

完全な意訳だけど、

罪は罪という意識がなく事情があって仕方なくやったものなら罪にならない
というセリフが心に残ってよかった。この世界に生きてる人の根底の概念なんだろうなって。

レスカの喫茶店どこなんだろう?知ってる人いたら教えてください。

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