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「好きなことを仕事にした人」は幸福度低い!withコロナ時代の後悔しない職業選択のお話

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大変だ!

ヤバい話を聞いてしまった。

のっけから、はしゃいで申し訳ない。

でも、これは伝えたくてたまらない!

ついさっき、僕の中の常識がまた一つぶっ壊されたのだから・・・

今日する話は、人生のターニングポイント!

職業選択のお話

NOW悩んでいる人もいるはずです。

大事なことだからこそ、あなたもいろんな人に相談してきたんじゃないでしょうか?

そして、諸先輩方の多種多様なアドバイスを受けてきたはずです。

●「好きなことを仕事にしなよ」
●「やっぱ安定した業種だよね」
●「自分に合った業種・職種をまず探しなよ」
●「まず適性テストうけなよ」

そのどれもが、実は的外れだとしたら・・・

『えっ、いろんな本にも書いてたし、真に受けて頑張っちゃったんだけど・・・』

そうですよね。僕もそうでした。


でも、わかってきたことは多くの先輩方が内心、「職業選択に成功した!」と思ったことがないこと。

故に、自分がやらなかったこと(後悔)や、成功してそうな人の言葉でアドバイスをせざるを得なかったということが真実だということです。

オーマイガー!

Withコロナの新時代、過去の常識が通用しないからこそ、これまでの常識とやらを整理して、冷静に受け止めながら、時代にマッチした超納得点ある生き方を追求していきましょう。

脱・選択のパラドックス!


事実1:「好きなことを仕事にした人」は幸せか?

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「好きなことを仕事にしよう」

これはもう、キャリア相談の鉄板回答です。

今まで1000回くらい聞かされた気がする・・・

この考え方は、かの有名なスティーブ・ジョブズのスピーチで爆発的に広まったと言われています。

結構、歴史浅い!

(調べたら2005年でした)

けど、知ってる人は知ってる。
テックで成功した彼ですが、実は・・・

スティーブ・ジョブズの場合


『あれ、ジョブズさん。どちらかというと思想・哲学オタクじゃなかったっけ?』

そう、別にテック好きじゃないんです。


大学時代のジョブズはというと、ユダヤ・キリスト教・イスラム教・アニミズム・太陽神・思想・坐禅・食事・ヒッピー文化に心酔し、裸足で校内を歩き、一時は風呂に入らない時期もあったほど。

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出典:nippon.com/公益財団法人ニッポンドットコム


精神性大好き!

彼の”好き”はこの辺にある。

仕事の傍ら、生涯通して「禅」を続けていたことは有名です。

けど、仕事にはしていない。

じゃあ、なぜテックを仕事にしたかといえば・・・

ウォズニアックとの出会いがあったからこそ。

彼がいたから「イケる!」と直感し、突き進んだ道でした。

たぶん一人だったら、テックの道には進んでいないでしょう。

爆発の起点である当人は、別に「好きを仕事に」していない。

極めつけはコレです。

2015年、ミシガン州立大学が 「好きなことを仕事にする者は本当に幸せか?」 という大規模な調査。

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(出典:ジェフネスCC BY-SA 2.5、ウィキメディアコモンズ経由)


そこで判明した事実、それは・・・

どうやら、「好きなことを仕事にした人」は幸福度が低い。

という研究結果が出たというのです。

理屈は簡単です。

いかに好きな仕事だろうが、現実には当然、雑務や対人トラブルといった大量の「面倒」が起きる。
     ↓
「好きな仕事」 を求める気持ちが強いと、そのぶんだけ現実の仕事に対するギャップを感じやすくなる。
     ↓
「いまの仕事を本当に好きなのだろうか?」 といった疑念が生まれる。
     ↓
その結果、最終的な幸福度が下がる。

というわけです。

他にも、オックスフォード大学が行った別の研究では 、

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(出典:Odicalmuse, CC BY-SA 4.0, ウィキメディア・コモンズ経由)

「好きを仕事にした人ほど長続きしない」

との結論も出ています。

「好きを仕事にする」は自然と「期待とのギャップ」を勝手に作りだすために、一喜一憂してしまう、負のループに入りやすいんです。

安定して不安定!

結果モチベーションはダダ下がり、生産性はあがらない。

しおしおと元気がなくなり、『もっと自分にあったものがあるはず!』の幻想に憑りつかれてしまう可能性が高いんです。

これは危ないですね。

ということで、平成で大流行した「好きを仕事にキャリア観」には要注意です!


事実2:将来が安定した職業の罠

「好きを仕事に」のライバルともいえるキャリア観が、

「安定した仕事を選ぼう」

これです、職業選択アドバイスの2大巨頭ともいえます。

さっきGoogleで【安定した職業 コロナ】で検索すると、

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『withコロナ時代の仕事選びは「好き」と「安定」どちらが大切?』が1位に出てきたくらいです(笑)

この根強い「安定神話」ですが・・・

もうこれは、コロナで身に染みてわかったことですよね!

「安定神話」虚構です。

社会環境は常に変わり続ける。

これは歴然とした事実です。

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ときには、3.11のような大地震や、今回のコロナのように、歴史的な大転換を余儀なくされることもあります。


そんな中、「安定」を求めると・・・

その落差から、常時不安定になってしまうのは自明の理です!


移り変わり変化することを受け入れることこそが、精神的には平常運転=「安定」につながるんです。

固定不変を「安定」とする時代は終わりました。

というか元々迷信だったわけですね。


事実3:適性テスト・適職診断テストは当たらない?


「まず適性テストうけなよ」

一理あるこのアドバイスの危ないところは、診断された職業の実際の仕事内容がわからない!

コレです。どう働くことになるかを知らない。
っていう当たり前のお話。

テストで結果出たからって


『あぁ、これが私に向いてるんだ!』


って思い始めるのは結構アブナイんです。

なぜなら、適性以前に、仕事において必ず苦労が起こること。

これを忘れてはならないです。


そのフワッフワッした感じは、子供が


『将来は仮面ライダーになりたいです!』


と言ってるのと変わらないくらい、その仕事の過酷さを考えていない!と思って欲しいです。

だとしたら、どういう苦労ならしてもいいか?納得できるか?

それを決めておく必要がありますよね。


そのためには、まず自分のことを知らなくてはいけないし、その仕事で、実際にどんな苦労が起こるかを知らなくてはならないですよね。

「この人たちとなら苦労してもいい!」の納得感もメチャクチャ大事です。


「適職がわからない」のコンプレックスは持たなくて大丈夫!

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(出典:新成人500名に聞く、2018年 新成人に関する定点調査,©市場調査メディア ホノテ , Macromill)


もうすこし説明しましょう。

2014年にロイファナ大学が多数の起業家にアンケートを行い、それぞれが 「いまの仕事をどれだけ天職だととらえているか?」 を調査しました。

アンケートでは、

●「仕事に投入している努力の量」
●「毎日どれだけワクワクしながら働けているか?」

といったポイントをチェックしたといいます。

その結果わかったのは、以下の事実。

●いまの仕事に対する情熱の量は、 前の週に注いだ努力の量に比例していた
●過去に注いできた努力の量が多くなるほど、 現時点での情熱の量も増加した

被験者のなかで、 最初から自分の仕事を適職=天職だと考えていた人はほぼいませんでした。

最初のうちはなんとなく仕事を始めたのに、それに努力を注ぎ込むうちに情熱が高まり、天職に変わった人がほとんどだったのです。

要するに 「情熱を持てる仕事」 とは、 この世のどこかであなたを待っているものではありません。

その仕事に情熱を持てるかどうかは、あなたが人生で注いだリソースの量に比例するのです。

大事なのはKAZU!

質より量なんです。

だから、飛び込んでいくのが大事。


ちなみにフリーターは・・・

ちなみにフリーターの定義は15歳~34歳が対象です。

つまり、34歳までは方向転換がきくことを意味します。

良い関係性に出会うまで、よく動いて、よく働きましょう!


「適職=天職」というのは実は、どこかに転がっているわけではないんですね。

その正体は、自分のカラダを通じて、人と交わる中で養っていくものなのですから。


事実4:自分に合った「業界・職種」で決めるのもアブナイ!

ジョージタウン大学のカル ・ ニューポートは、自分の仕事を 「天職」 だと考えている人たちにインタビューを行いました。

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出典:カル・ニューポート/©TED Conferences、LLC

結果、こんな結論にたどり着いています。

●天職に就くことができた人の大半は、 事前に 『人生の目的』 を決めていなかった
●彼らが天職を得たのは、ほとんどが『偶然の産物』だった。

「仕事への情熱」とは自分の内にある「好き」などではなく、なんとなくやってたら楽しくなってきたといった感覚から始まるものだと言えます。

「やってたら楽しくなってきた」 というのは受け身な態度のようにも思えますが、実際は「私の天職」を探しにいく人のほうが遠回りだと言えますね。

業界や職種は、あなたの適職探しに影響を与えません。

逆に言えばどのような仕事だろうが、あなたにとっての適職になるチャンスがあるわけです。

また、こんな話もあります。

「就職と転職の失敗は、およそ7割が『視野狭窄』によって引き起こされる」という事実です。


職業選択失敗の原因は『視野狭窄』と『首の固さ』

視野狭窄とは、ものごとの一面にしか注目できなくなり、その他の可能性をまったく考えられない状態のことを示します。

だからこそ、“適職=天職”を選ぶには、自分の思う当たり前を一度壊して、さまざまな考えや価値観、選択に出会うことが必要なんです。

つまり、天職は出会った人で決まる!

だからこそ、それは業界や職種よりも、「職場」「関係性」を選ぶことが大事です。

ちなみに、面接や職場訪問で、自分に向いてる職場かどうか、カラダで一瞬でチェックできる方法があるのでお伝えしましょう。

青春エイリアンズだからお伝えできる「人体×職場適性チェック」

それは、「後頚部(首の後ろ)が固くなるかどうか?」

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(出典:解剖学 – 序論 – 人体の部位 – イラスト© 2008 フィットネスの勧め


首は冷静な洞察力、柔軟な考えのシンボル。

首が固まる職場は、柔軟性がなく、考え方や価値観の幅が狭い

心身が疲れやすい文化が根付いている可能性が高い職場です。

特に上司になる人の首が固い場合は、部下の首も固くなりやすいんです。

元気に長く仕事を続けるのは難しいかもしれません。

一度、試してみてください!


Withコロナ時代の職業選択はコレだ!

ここまで、巷で有名な職業選択観を解剖してきました。

いかがだったでしょうか?

●「好きなことを仕事にしなよ」
●「やっぱ安定した業種だよね」
●「自分に合った業種・職種をまず探しなよ」
●「まず適性テストうけなよ」

どれもフワッフワした見識不足が招いた間違った常識でしたね。

少し調べれば、すでに先人に研究されていたりもします。

新時代に生きる僕らは、それを学び明晰に理解して進むことが大事です。

よく動き、よく働き、よく学ぶ。

その中で自らの歩む道を修正していくことこそカギなんです。


それでは最後にここまで読んでくださったアナタに、Withコロナ時代の職業選択の法則を届けて、結びとしましょう。

偶然の一致=運を呼び込む7つの法則!

それではいきます。

法則1:心身が弱る仕事を我慢しても幸せにはなれない。

法則2:好きを疑い、成長を欲せ!

法則3:適性テストでは適職はみつからない

法則4:あなたは次の4つのタイプのどれに当てはまるか?把握して20代~50代のキャリアを進化していくべし。
① 成果を実感したい型か?
② 大義を実感したい型か?
③ 責任を実感していたい型か?
④ ビックリを実感していたい型か?

法則5:職場7つの害虫がわきやすいところに要注意

法則6:自己整理と自己対話して五層対客観視して認知の歪みを取り除け!

法則7:良いキャリアは結局は6つの運の力(偶然の一致)は欠かせない。

一個一個解説したいところですが・・・

時間が来てしまいました。

詳しく知りたい方はこの先のバナーをチェック!

来週もコロナショックをコロナチャンスに変える役に立つ叡智を届けていきます。

それではまた、青春エイリアンズで会いましょう!

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当局はこのワード解説文書、コードネーム【青春エイリアンズ辞書】を読み解ける有志を募るため、これらの文書を公開、引き続き調査を続けるものとする。