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冒険の書:「基礎が大事」って本当?part1

こんにちは!
文章ばかりだと堅苦しくなってしまうので、そのさん以外のキャラクターも作ってみました!
これからは、二人の新しいキャラクター「スミレちゃん」and「ましき君」と一緒にやっていこうと思いますので、よろしくお願いします^^

10代、20代、30代の3人組です。私が先輩風吹かしていくぜ!笑

それでは、今日は早速スミレちゃんと一緒に「冒険の書」についてお話ししていきます。
※冒険の書についての本紹介は、こちらの記事をご覧ください↓

P77「基礎という神話」

「基礎が大事」って本当なの?

スミレちゃん:「そのさん!著者の孫さんが第一章の中で、
『基礎が大事っていう考え方に疑問を持っている(P77)』
って言われてたよね。基礎が大事なんてみんなが当たり前に思っていることなのに、そこに孫さんは疑問を持ったのか!って私は驚いたんだけど、ここを読んで、そのさんはどう思った?」
と、質問をしてきました。

これについて詳しく書くと、孫さんは本の中で

と言われていました。

「非常に高いモチベーションを持つ中上級者が、技能を徹底的にとぎすますために、「自分」が「基礎」だと思うことを徹底的にみがき上げることは、大いに意味がある。

冒険の書

と前置きをした上で、

 なにはともあれ、初めは自由に遊んでなれ親しむ。
その後、深く極めたいと思った時に初めて「自分が基礎だと思うこと」を徹底的にみがく。

このほうがよっぽど自然で、その世界に入りやすいと僕は思うのです。

冒険の書

といわれていました。
これとは別で、

なにかにたどりつく道は無限にある。
大海原を航海するのに「この航路だけが唯一のルートだ」というものがないように、「これを学ぶにはこのアプローチしかない」ということはありません。
なにを学ぶにしてもどんなルートを通ってもかまいませんし、そのルートは一人ひとりちがっていい。
それどころか、「新しい発想を生み出すには、いろいろな人がいたほうがいい」という多様性の観点からみれば、むしろルートはまったくちがったほうがいいのかもしれない。

ともいわれています。


「基礎」ってとても退屈で地味な訓練のよう

そのさん:「スミレちゃん、実はこれを読んだ時に、私もすごく同感して嬉しくなったんだ!

ていうのはね、うちの息子のことを例にあげると、彼は小学校の入学と同時にピアノを習い始めたんだけど、途中からレッスンに通うたびにピアノを嫌がるようになって家での練習も全くやらなくなっちゃって、結局一年しか続かなかったんだ。

とうぜん親としては、幼稚園の時にリトミックをしていたのもあって、もったいないなあって残念に思ってた。

だけどね、それから一年経ったいま、なんと彼は自分で楽譜を見て練習を自発的に始めて、「キラキラ星」を両手でマスターできるようになったんだよ!

しかも毎日ピアノに何度も触って、きらきら星のアレンジをしたり、新しい曲に取り組んで家族に曲を披露してくれるの。

ちなみに今は、千と千尋の神隠しに使われていた「あの夏へ」という曲を一人で練習しているよ。」

すげえ独特な感性を持っている息子氏w

孫さんが文中で、

「基礎」ってとても退屈で地味な訓練のよう
初心者はそれほどモチベーションが強くないのに、「基礎が大事だから」とつまらない反復練習を何度もやらされて、せっかく好きになりかけてた人をわざわざ嫌いにさせてしまうのも大きな問題。

冒険の書

と言われていますが、息子のピアノの話はまさにこのことだなと感じるし、私自身も息子と同じような経験があります。

ピアノを習っていた時はよく知らない曲を何度も練習させられ、基礎が大事とは言っても息子にとっては退屈で面白くもない苦行のようになっていたのだと思います。(苦行なんて子供は続かないよね笑)

それでは長くなるので、続きは次の記事で!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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