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五島をクルマで案内してもらう充実デー。ありがたいご縁よ

2022年1月14日(金)

昼まで仕事したあと、五島在住の方と待ち合わせ、クルマで島内を案内していただく。

Twitterやnote、Medyで発信していたからこそ出会えた方(自分の考えや行動を出していくのは大事)。お忙しいのに時間を作ってくれて、歓迎してくれたことに感謝。

ランチは田んぼの中にある「島食Gino」に連れて行ってもらう。島東部にある福江港付近から、島を北西に進んだところにある岐宿町にあるお店。

お店の背景は田んぼ。窓から豊かな土地を眺めることができる。

ここでいただいたのはピザ。天然の椿から分離した生酵母が使われているそうで、もっちり感が素晴らしい。

左が季節のピザ。右の「半熟卵のピッツァ ビスマルク」にのったブロッコリー。知らなかったのだけど、五島で今ものすごい量育てられているそう。

調べてみたら、2021年は全国で生産量7位で、内訳としては5.5%だという。ただ、前年から作付け面積、収穫量ともにわずかに伸びていて、これからも伸びていくのだろう。

道の駅やスーパーでは80円/個くらいで売られていて、美しい緑の美味しそうなブロッコリーがそんなに安く手に入るなんて、いいな!と思ったものだ。

前菜。島の恵みを一皿で味わえる

他にも、10cmを超えるさつまいもが7〜8本入りで150円とか、赤々としたピチピチの巨大めなアイコ(トマトの品種)が10個ほど入って200円とか、かんころ餅を作る材料である、乾燥した「茹かんころ芋」が両手で抱える量くらい入ってワンコイン程度とか、農産物の量と金額に「え!」となる。

魚も同じで、小さめなあじやきびなごが20匹以上入って150円とか、鯛が700円とか。

島内でとれるものだから輸送コストがかからず価格を抑えられている、と聞いてなるほどと思う。確かに、離島にものを送ったり、離島からものを手配したりすると、送料が本島内をやりとりするよりも1.5倍くらいかかるイメージがあった。もっとかかるらしいけれど。

木をしめ縄にしている!

食後はリクエストしていた夕日観音(思ったより険しくて途中までしか登らなかった)や城岳展望台を回ってもらう。

前日の天候は良くなかったけど、ピカーンと晴れ渡り、美しい景色が見られた。私のiPhone SE(第一世代/2016生)だと伝わりきらん(笑)。

このあとは買い物タイム。福江町につづく島内の賑やかな街、富江町にある「te to ba <手と場>」へ。

古民家を改装して、日本各地のいいもの、五島で作られたいいものたちが並べられているほか、温かみのあるカフェも。ドリンクとスコーンをテイクアウト。スコーンは明日の朝用に。

「te to ba <手と場>」は宿も運営している。店から目と鼻の先にある、おしゃれな空間を外から覗き見た。

このあとは、「ダイキョービッグバリュー」「JAごとう 産直市場 五島がうまい」などを回ってもらう。夜用の刺身もここで購入。

最後は「ごと」へ。五島産のさつまいも「ごと芋」を使ったスイーツや焼き芋、五島の鯛で出汁をとり、五島でとれた畜産品を使った高級カレーなど、美味しそうでパッケージがおしゃれな商品を多数販売しているお店。

たまたま、社長の木下さんや営業の方とも立ち話を。神戸生まれで社会人になって東京で働いていたという人が、五島に移住して起業するなんて、並々ならぬ情熱と思い切りがないとできないこと。

案内してくれた、Aさん(仮名)のおかげでいろいろなことを知れたし、面白い縁が生まれた。

Aさんは五島の何を聞いてもすらすらと答えてくれる、いきいきした快活な人で、「その知識や説明の分かりやすさを私だけに提供してくれるのはもったいないです! 副業で五島案内人をしてもいいのでは」と思わず提案していた。

ホテルまで送り届けてくれたAさんと別れ、荷物を置いて少し仕事したあと、近所の商店街を夜散歩に。

夕食はこちら。トマトとかぶのぬか漬けを置いているのは、玄米容器のナイロン蓋(笑)。皿がなくてもなんとかなる、という実例。

ナイフがないので、トマトもかぶもワイルドに丸かじりする(ひとりだから成立する食べ方)

豆腐はAさんが「もっちりしていて美味しい」と勧めてくれた「潮豆腐」(前田豆腐店)のもの。

五島の海水が使われているのだとか。塩で食べたけど、そのままでも美味しい。


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