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自分探しの意味とは?夫婦で世界一周旅をしてみて感じたこと

誰もが通るであろう、自分探しの旅。

自分探しの旅は、すぐに終わる人もいれば、何十年もかかってしまう人もいます。

中には40代、50代になっても自分探しを続けている方がいらっしゃるかもしれません。

私たちは生まれてから30年。

学生時代から数えて10年以上、あてもなく続いていた自分探しの旅が終わりました。

■ 自分探しとは?

ひよこ(妻):うしおさんの自分探しは、何歳から始まりました?

うしお(夫):高校生の頃から強要され始めた気がするね。
「夢をつくれ!就職先はどうする?」と、自分探しをしなきゃいけない気がしていた。

・ 将来の夢をつくれ!
・ 将来の就職先は?
・ 自分に合う仕事はなにか?
・ 自分はどのような人生を歩みたいのか?
・ 自分とは何なのか?

など義務教育の中で、強制的な自分探しが始まります。

しかし現実的には、そんな短期間で自分をみつけられる人はほとんどいません。

例えば学校の先生でも「本当に先生をやりたくてやっているのか?」と感じてしまう先生がいますよね。

そんな大人をみては「それで自分をみつけたと言えるんですか?」「それはあなたの天職ですか?」「ベストな選択なんですか?」と思っていました。

ひよこ(妻):そもそも、自分探しってなんなんだろうね?
漠然と、理想の自分を追い求めていた気がするけど…。

うしお(夫):今の状態の自分を「これこそが自分だ、私だ!」と思えた時に、自分探しの旅は終わると思う。
なりたい自分に近づいたり、思い描きたい未来に近づくために行動しているうちは、自分探しの途中。
今の自分は本来の自分ではないと感じるなら、まだ自分探しは終わっていない状態ということだね。

迷走し続ける10代20代

ひよこ(妻):自分主人公説ってあるじゃない?

うしお(夫):世界は自分中心にまわってるみたいな感覚ね。
学生の時は視野が狭いから、そういった考え方になる人が多いよね。

自分に迷走する10代20代の頃は、自分の将来は「なにかビックでラッキーな出来事が起こるかも?」と期待をしてしまう時期です。

女性なら「プリンセスロードを歩けるんじゃないか?玉の輿になれるんじゃないか?」と妄想したり。

男性なら「お金持ちになったり、仕事で出世して成り上がるんじゃないか?」などと思う人は多いはず。

ひよこ(妻):「運命の出会いがあるんじゃないか?」は、男女共通で思うことだよね。
今思えば漫画の読みすぎじゃない?!と思うけど…。

うしお(夫):人間誰もが、妄想の世界で生きてしまう時期はあるんですよ。笑

■ 世界一周で自分探しの旅へ

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ひよこ(妻):うしおさんは、どんな方法で自分探しをしましたか?

うしお(夫):世界一周旅行だね。
世界一周旅行に行きたかったのは、自分探しの目的もあった。

ひよこ(妻):私の場合、世界一周に行った頃は既に自分探しは終わってました。
だから、うしおさんについて行ったという感じだったけど、うしおさんは長い時間をかけて自分探しをしてたよね。

うしお(夫):20代はずっと自分探しをして、31歳の頃にやっと自分をみつけた。

ひよこ(妻):世界一周の時はみつからなかったの?

うしお(夫):みつからなかったね。
気が強くなって帰って来ただけだった。笑

世界一周旅行をしている人の中には、必ずといっていいほど、自分探しをしている人たちがいます。

普段の生活の中では、自分をみつけられないので「世界を旅すると、みつかるんじゃないか?」と思ってしまうんですよね。

しかし僕の場合は、世界一周しても自分探しを達成出来ませんでした。

とはいえ、世界一周旅行という自分のやりたかったことを実現させることで、自分をみつけるきっかけになりました。

■ 自分探しの近道

うしお(夫):僕の場合は、世界一周旅行を終えてから起業しました。
そこである程度、自分の人生の目標は達成できたんです。
やっとその時にこれが自分が望んでいた状態だと、自分で自分のことを認めることが出来ました。

自分探しを長年したからこそ得られたものは、自分らしい状態を達成できた時に自分探しの旅が終わったということ。

ですから、人それぞれ自分探しの過程は違うし、費やす時間も違います。

「自分はこうあるべき」だとか「自分はもっとこうじゃなきゃいけない」と思い込んでしまう人は多いのですが、まずは自分で自分を受け入れてあげることが大切。

うしお(夫):ちなみに、だいたいの人は50%~70%くらいの力で生きてて、全力で生きている人はほとんどいないよね。
例えば、睡眠時間をギリギリまで削って何かをしたり、一分一秒を無駄にせずに生きるような人は少ない。

ひよこ(妻):確かにもっと突き詰めればやれるけど、そこまでしないで余裕を持たせて生きている人の方が多いと思う。

いつも50%くらいの力で生きていると、全力で生きていない分「自分ならもっとできるはず」という気持ちにもなりやすいです。

ですから、いつまで経っても自分自身のことを認めてあげられない原因にもなり得ます。

全力で生きて力を出し切ることで、ゴールはみえてくるのです。

そして、全力でやることで「今の自分はこれ以上のことはできない」と、自分自身の能力を受け入れることにも繋がります。

■ 自分のことを受け入れよう

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うしお(夫):僕は、自分探しが終わらない原因は今の自分を受け入れられないからということに気づきました。
自分で自分のことを受け入れられると、自分探しの旅が終わる。

ひよこ(妻):自分が出来ないことを受け入れるためには、開き直りも大切だよね。

うしお(夫):例えば50代~60代になると、自分を悟っている人が多くなる。
なぜかというと、人生経験を積んで、自分を受け入れた状態になってるから。

50代~60代になると自分らしく生きるにはなにが必要なのかわかっている人がほとんどです。

それと同時に、これから先のキャリアアップもみえなくなってきたり、人生の終わりがみえてくる時期でもあります。

嫌でも、自分自信のキャパシティを受け入れなければいけない状態になっていくのです。

人生経験を積んでいく過程で、いつかは自分探しが終わります。

とはいえ、20代~30代の若いうちに全力で生きると、早い段階で自分はどこまでできるのかを痛感することができます。

自分を認識することで、楽に生きることに繋がっていくのです。

■ まとめ

ひよこ(妻):自分探しは絶対に必要だけど、何十年もかけて自分探しを続けるのは結構しんどいよね…。

うしお(夫):そのしんどい時期を乗り越えて、ありのままの自分を受け入れると人生は楽になるし、楽しくなっていく。

自分は自分でしかないと気づいたときに、自分探しの旅は終わります。

自分探しを若いうちに終えられると、残りの人生は目的や自分の在り方がわかってくるので、楽になっていくのです。

自分を探すためのおすすめの方法は、毎日を全力で生きること

興味を持ったことや、やりたいと思うことに出会えたら、全力でやる。

そうすることで理想の自分に近づくスピードが上がり、自分で出来ることや出来ないことの区別もついてきます。

ひよこ(妻):自分で自分を認めるのは大切なこと。
ですが、自分を認めてくれる人に出会えるのはもっと幸せなことです。
かけがえのない人たちとの関係も大切にし、豊かな人生を送っていきましょう♪

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