四百三十四話 甘くて美味しい

『デモンズファンタジア』

それは勇者軍と魔王軍の戦い…。

魔王軍の熾烈な戦いに手を焼いた王国は。

異世界より勇者たちを召喚した…。

それでも魔王軍をなかなか倒せず…。

魔王軍の四天王…。そして…。

魔王は強烈に強かったのである…。

そのとき光の勇者が召喚され…。

四天王を封印し魔王を斃したのである。

こうして王国には平和が訪れた…。

かに思えたが…。

魔王軍の残党と魔王の子が…。

また王国に脅威をもたらしたのである。

王は光の勇者を探し召喚するように…。

宮中魔術師たちに命令した…。

果たして勇者プレイヤーは召喚に応じ…。

四天王と魔王の子を斃せるのだろうか?

しかし、此度召喚された勇者は…。

かなり変わった勇者だったのである…。

私、真島乃亜は…。

『デモンズファンタジア』

というVRゲームの…。

テストプレイヤーをしている。

エルフでギャルの藍さんと。

スライム娘のライムが …。

私の仲間のPTメンバーだ。

私たちPT一行は…。

魔王の娘を助けることに。

とりあえず近くの村に。

向かって歩いている…。

歩いているのだけど…。

なかなか着かない…。

私たちは汗かいて…。

疲れてしまって…。

泉で水浴びをした…。

泉ではお魚さんたちに。

色々されちゃったけど。

どうにか岸について…。

また村に向かったのである。

向かったのだけれど…。

日が暮れてしまって…。

夜になってしまった…。

夜に闇雲に進むのは…。

危険だというので…。

スライム娘のライムが。

身体を張って…。

テントを作ってくれた…。

なんか体勢的に…。

つらそうだけど…。

なんか頑張ってくれた…。

テント張ってくれたおかげで。

モンスターは入ってこれない。

らしいので安心だけれど…。

うぅ、お腹空いてきた…。

お腹の虫が…。

ぐぅぅぅぅと鳴ってしまう。

ゲームの中までお腹空くとは。

情けなくなってしまうけど。

腹が減っては戦はできない。

こればかりはどうしようもない。

そんなことを考えていると…。

テントの天井部分から…。

スライムの液体が…。

垂れ下がってきて…。

スライム娘の身体になった。

テント部分と…。

女の子部分で別れられるのか。

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