四百十話 面白そう!

『デモンズファンタジア』

それは勇者軍と魔王軍の戦い…。

魔王軍の熾烈な戦いに手を焼いた王国は。

異世界より勇者たちを召喚した…。

それでも魔王軍をなかなか倒せず…。

魔王軍の四天王…。そして…。

魔王は強烈に強かったのである…。

そのとき光の勇者が召喚され…。

四天王を封印し魔王を斃したのである。

こうして王国には平和が訪れた…。

かに思えたが…。

魔王軍の残党と魔王の子が…。

また王国に脅威をもたらしたのである。

王は光の勇者を探し召喚するように…。

宮中魔術師たちに命令した…。

果たして勇者プレイヤーは召喚に応じ…。

四天王と魔王の子を斃せるのだろうか?

しかし、此度召喚された勇者は…。

かなり変わった勇者だったのである…。

女の子を眺めてお金を払う…。

そういうシステムのバイトを…。

していた私…。

日給1万円以上という…。

破格のお給料に釣られて…。

そのバイトをやっていたのですが。

そのバイトを一緒にやっていた。

眠子さんという女の子と…。

お知り合いになった…。

眠子さんはその名の通り…。

いっつも眠そうなのだけれど。

今大流行している…。

VRゲームの原作を書いて…。

ゲームのシナリオも書いている。

というプロ級作家さんなのであった。

そのゲームのテストプレイヤーを…。

してほしいと眠子さんに頼まれた。

眠子さんの家に泊まって…。

次の日の朝、ゲーム会社の…。

運営の人が眠子さんの家に…。

やってきていた…。

運営の人、運営Lさんと…。

ちょっとお話しして…。

眠子さん原作のVRのゲームの。

テストプレイヤーをすることに。

新しくできたという…。

VRスーツを貸してもらった…。

お試しプレイをやらせてもらった。

VRゲーム世界はすごいリアルで…。

中世のおフランスっぽい世界で…。

石畳の通路に木造の家がいっぱいで。

いろんな種族の人が歩いていた…。

本当にすっごいリアルな世界で…。

私は圧倒されつつ…。

感動してしまうのであった…。

お試しなので…。

少ししてVRゲームは終わってしまった。

現実世界に帰ってきた私…。

運営Lさんは明日またここに…。

来てくださいと言い残し…。

帰って行ってしまった…。

眠子さんはまだ寝ている…。

私は眠子さんをモフモフして…。

そのまま2人で寝てしまうのであった。

起きたら少し日が陰っていたので…。

私も帰ることにした…。

眠子さんはそのまま寝かしておいて。

眠子さんのお母さん、圭子さんに。

お世話になりました…。

と、挨拶をして眠子さんの家を…。

出たのであった…。

帰り道は秋葉原を通った…。

秋葉原は眠子さんが原作をした。

VRゲームの広告がいっぱいだ。

やっぱり眠子さんはすごいなぁ。

そんなことを思って帰路に着く。

十分以上歩くと…。

お世話になっている家が…。

見えてきた…。

今は女悪魔の…。

グレモリーという人の…。

お世話になっている…。

ほどなくして家に着いた。

「ただいまー」

と私は玄関を開けて…。

家に入ったのである…。

「ご主人様!寂しかったです」

開けた瞬間、グレモリーが…。

飛び出てきて抱き着いてきた…。

抱き着かれて苦しい…。

「ノアっち!寂しかった!」

一緒に住んでいる…。

ギャルでお友達の…。

藍さんまで抱き着いてくる…。

2人で抱きついてこないで…。

その後ろでは…。

心配そうに見ている…。

半透明の花子さん…。

花子さんは訳あって…。

半透明になってしまったのだ。

「みんな心配かけてごめん」

私はグレモリーと藍さんの…。

頭を撫でてあげた…。

「お姉さま!私も!」

花子さんも言うので…。

なでなでしてあげた…。

半透明なので…。

あまり感触はないのだけれど。

花子さんはなぜか私のことを。

お姉様と呼ぶのである…。

いまだに謎なのである…。

なんか久しぶりの家で…。

安心したのと…。

どっと疲れてしまった…。

「泊りがけでバイトしてたので」

疲れてしまったと…。

みんなに言った…。

まぁ。嘘ではないだろう…。

まぁ、それは大変と…。

グレモリーが言って…。

ご飯の用意をしてくれる…。

私は先にお風呂に入りたい…。

と言って、浴室に行った…。

浴室の浴槽には…。

すでに湯が張ってあって。

すぐ入れそうだった…。

私が服を脱いでいると…。

後ろから誰かが抱き着いてきた。

「ノアっち!捕まえた!」

声からして藍さんだろう。

もう離さないんだから…。

と私のいろんなところを…。

触ろうとする…。

なんと藍さんは全裸であった。

相変わらず、脱ぐのが早い…。

私は咳払いをして…。

藍さんから離れた…。

全く油断も隙もない…。

「藍さん、話があるんだけれど」

私はテストプレイヤーの件を…。

藍さんに話してみた…。

「何それ!よくわからないけど面白そう!」

藍さんは二つ返事で了承しくれた…。

よかった。藍さんがやってくれそうで…。

1人じゃ不安なんだよね…。

VRゲームを藍さんと一緒にできそう。

楽しそうだと思う私であった…。


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