三百九十九話 もう寝ちゃった?

「ごきげんよう」「神のご加護を…」

朝の清冽な空気の中、女子生徒の挨拶がこだまする…。

学校の校門をくぐると、そこは身も心も清らかな乙女の園…。

そう、ここは神田ミカエル女学院…。

中庭の大天使ミカエル像が、通う女子生徒たちを守護している…。

天界の大天使ミカエルは、ここに通う女子生徒たちを見て何を思うか…?

その御心は、まさに神のみぞ知るということなのだろう…。

ここに三年間通えば、お淑やかなお嬢様になって卒業できるという…。

制服は翻さないように、静かに歩き…。

清廉潔白で文部両道、それでいて純粋無垢な心を持った乙女たち…。

この学院には、そういった生徒しか存在しないのです…。

否、今日から新たに校門をくぐった、たった一人の生徒を除いて。

『小悪魔の休憩所』と言うお店で…。

二日間、バイトしていた私…。

そのお店は女の子がゴロゴロして…。

ミニスカートとかを穿いていて…。

スカートから下着が見えちゃったりして。

太ももとかもあらわになったりして。

薄手のシャツを着たら…。

ブラがうっすら透けて見えたりして。

そんな様子をじっくり眺めてる…。

女の子大好きな女性のお客様が…。

お金を支払ってもらうという…。

画期的な?レズのお姉様向けのお店だ。

そのバイトはマダムKという女性に…。

斡旋してもらったのだけれど…。

そのお店で隣になった…。

眠子さんという女の子と…。

お知り合いになった…。

マダムKこと真門圭子さんと。

眠子さんは親子なのであった…。

そして真門圭子さんは…。

強欲の大魔王マモンであり…。

眠子さんは怠惰の大魔王…。

ベルフェゴールだったのだ…。

1日で2人の魔王に出会った私…。

結構びっくりしてしまう…。

2人の絆を紡いで…。

魔王のカードも2枚ゲットできたのだ。

眠子さんの家に泊まることになった私。

特に眠子さんとは一緒にお風呂に入り…。

湯船にも2人で入った…。

眠子さんはいきなり私に抱きついてきて。

眠子さんのDカップ以上ありそうな…。

たわわなお胸が私の身体に…。

密着してくる…。

眠子さんの先端の桃色の蕾と…。

私の平なところの蕾が…。

微かに触れ合ってしまうのであった…。

眠子さんは私を気に入ったらしくて…。

所有物にしたいと言うのだけれど…。

私は断ってしまう…。

眠子さんは魔王のカードを…。

あげないと拗ねてしまうのであった…。

眠子さんのモノになれば…。

いろんなHなことしてくれるという…。

そんなことを言いながら…。

眠子さんは抱きついてきて…。

私の胸とかあそことか触ってきて…。

感じやすい私はすぐに濡れてきて…。

このままじゃ眠子さんのモノになってしまう。

と、思ったのだけれど…。

眠子さんのおじさんみたいなセリフで…。

私は正気に戻ったのであった…。

お風呂から出て…。

眠子さんの部屋にお邪魔する私…。

眠子さんと話していると…。

眠子さんはなんと今流行りのVRゲームの…。

小説の原作者だという…。

そのゲームは新しく大型アプデをするらしく。

私にそのゲームのテストプレイヤーになってほしい。

と、そんなことを言う眠子さん…。

私はそんなにゲームしたことないし…。

そんなことを言われても困ると言ったのだけれど。

ゲームをしたことない若者の意見を取り入れたいらしく。

しかも今のバイトの日給の二倍を出すと言われ…。

心が揺らぎ始めてしまう…。

VRゲームは脳内チップを埋め込む…。

簡単な手術が必要なのだけれど…。

私はその手術が怖いのだ…。

けれども大型アプデでその手術は…。

必要ないと眠子さんが教えてくれて…。

私はテストプレイヤーのバイトを…。

やってもいいかなぁと思うのであった…。

眠子さんはベッドの上であぐらを組み…。

中空にキーボードとディスプレイを出した…。

最新式のタブレットとキーボードなのであった。

それらを使い、こうそくでタイピングをしている…。

どうやらゲームの原作小説を書いているらしい。

「眠いんだけど、ゲーム用のシナリオ書かないとなんだよ」

眠子さんはタイピングしながら説明してくれた…。

私はどうしたらいいんだろう…?

そもそもどこで寝ればいいのかな…?

そう思っていると…。

「このベッドで一緒に寝るんだよ〜」

と眠子さんはベッドをポンポンと叩いた…。

眠子さんのベッドで一緒に寝るのか…?

女の子同士だからいいけれど…。

お風呂のときみたいにエッチなことされないかなぁ?

私は不安になってしまう…。

「大丈夫だよ〜、眠子すぐ寝ちゃうから〜」

眠子さんはそう言って、隣においでと言う…。

私は大丈夫かな?とベッドに座った…。

眠子さんの隣に座ったので…。

眠子さんのチャックの開いた…。

ルームウェアからたわわな谷間が見えた…。

眠子さんがタイピングをするたびに…。

お胸がぷるんぷるんと揺れる…。

チャックもどんどん開いてきて…。

お胸の先端が見えそうで見えない…。

どうにももどかしい状況であった。

「ふわぁぁ、今日はこれぐらいでいいか〜」

眠子さんは思いっきり背伸びをした…。

その瞬間、お胸の先端が一瞬見えたのである!

私はその様子を、きっちりと見ることができた。

といっても、さっきまでお風呂で見てたんだけどね。

「今日の分シナリオ書けたし、寝ようよ〜」

眠子さんはそう言うと、私に抱きついてきて…。

そのまま押し倒すようにベッドに寝てしまう…。

私の顔は眠子さんのたわわなお胸の間に…。

すっぽりと入ってしまうのであった…。

眠子さんのいい匂いがいっぱい漂ってきて。

私は頭がクラクラしてしまうのであった…。

私は眠子さんの抱き枕になったように…。

抱き締められて…。

眠子さんはすぐに寝息を立て始めてしまう…。

もう寝てしまったのか…!?

早い、寝るの早すぎる…。

ベッドの端にある全裸の女の子が…。

描かれている抱き枕があるのだけれど…。

眠子さんはいつもはそれを抱いて寝てるのかな?

私はそんなことを考えながら…。

眠子さんの甘い匂いを堪能するのであった…。

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