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パレスチナ問題に思うこと④ 散文の記録 ネガティブな思い含めそのまま。


【パレスチナのこと、ガザのこと】

11月10日(金)

誰かがTwitter(Ⅹという名前が嫌なので使わない)で、停戦のニュースが出ていないかを探して朝目覚めてすぐスマホをみる、と書いていたが私も同じだ。しかし実際目にするのは前日より増えている死者の数

〈ガザ保健省の発表(9日)〉
イスラエルの空爆・攻撃によるガザの死者の集計10,812人(前日より243人増)、
うち子どもが4412人(前日より88人増)

今日はさらに「南部への避難の為に4時間休戦」というニュースを目にし朝から怒りが湧き出る。中部も南部にも空爆はあり、又南部へ歩いて退避している人々が空中から狙撃された死体も数日前見たばかりだ。

目にしているガザでの出来事と自分の変わらない日常ぶりの落差についていけず、自分の日常の平和ぶりにイライラする。

岡真理さんのセミナーのタイトルや文章で
「ガザー人間の恥としての」「この同じ地上で人間としていることが忌々しく、、」という言葉を目にしたが、まったく同じことを思う。

人間がいやだ。
一度人類はみな一緒に滅びるしかないのではないか、という言葉さえ浮かぶ。(読んで不快な文章かもしれないですがごめんなさい) 
これから先、歴史の中で、イスラエルの戦争犯罪が裁かれないとするならば、どのような形か分からないけれど、実際人間は、もう「人間」としては滅びたともいえると感じている。

一体これは何なんだ。

世界中がこんなに見ている中で、世界中でこんなに反対している市民がいる中で、それでも欧米の権力者たちがイスラエルの虐殺を容認し、止めることが出来ていない。即時停戦を訴えず、足並みを揃える日本政府が共犯であることは言うまでもない。

なんて世界なんだ。
でも多分きっと今までもそうで今私が気づいただけなのかもしれない。

そんな事を私が感じたり考えたりして疲れて、1日寝て目覚めるだけで、死者がまた何百人単位で増えている。

なんて世界なんだ。

このような現状を前にして、気落ちしている場合でなく、そんな事はまず停戦してから、又は自分のその日できる事をしてから寝る前に落ち込んだらいい、と考えている。

【記録】
〇昨日今日目にしたニュース。
・ハーバード大学の学生達が、7時間かけてガザで亡くなった1万名以上の死者の名前を読み上げたというニュース。
・アメリカでは高校生が数百人のデモ
・フィラデルフィアの医療従事者が市庁舎で「ダイイン」の抗議でも
・オークランドの労働者たちがイスラエル向けの軍艦の荷役拒否のニュース
・10日夜日本渋谷でも4,000人規模のデモ

世界中で闘っている人々の姿に支えられる思いだ。

〇今日目にした印象に残った言葉
「集会、街頭デモ、SNS,あらゆる手段で強力に声をあげて欲しい。一つ一つの行動を過少評価しないでください。イスラエルを、植民地主義、ジェノサイドを支援する企業をボイコットしてください。皆さんは歴史の中で正しい側に立ってください」
ジュマーナ・カリルさん。(11月8日京大で。)


〇今日目にした酷い映像
連日いろいろあるが、今日夕方、ガザのアルシファ病院の外来待合室が砲撃された直後の映像。映像でも即死だろうと分かる少年や大人、負傷し何とか動こうとする人、必死に救助する人、血だらけで泣き叫ぶ女の子、とどろく現場の悲鳴、泣き叫び声、撮影している人も泣いている。


この散文の終わりにするべき一文の文章が浮かばない。これは過去形でなく現在進行形で明日も又このようなニュースを目にするだろう状況だから。