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医局について愚考する

さて、これからツラツラ自分のこと含めてキャリアについて振り返るにあたり避けて通れないため書いてみますね。


医局とは

医局ってなんでしょうね。
正式にはWikiでも見てください。
というかこれ見てくれてる方は医者ばかりだと思うので、今更解説するのもアホらしいですが、
各大学各科に置かれている医師の教育、研究、人材派遣を担う組織….みたいな感じで合ってます?
トップが教授で事務長が医局長?
入局するかは自由のはずですが、関連病院にいると入局を強めに勧められますよね!

医局のいいところ

いろいろ考えたんですが、1番は教育ですね。
主たる指導施設は関連病院であることがほとんどなんで、専門医を目指すなら入っておいても損はないかもしれないですね。その流れで大学院のお誘いもあります。強い心があれば病院と医局外で契約する方法もありますが、深刻な人材不足でないと厳しいんじゃないかなと思います。
なお医局の影響力はお住まいの地域によって異なりますので各病院にお問い合わせください。

2番目は大学を含む関連病院つながりです。重症例を大学に相談したり、何か人間関係などでトラブルになったら他の病院を紹介してもらえるかも。実際、アレな先生がいろんな病院を転々としてるのも見かけます。

医局のアレなところ

1番アレなのは人事権を握られてるところですよね!3ヶ月切ってるのに突然異動を命じられたりするのは日常茶飯事ですね。今は医局の力も弱くなってNoを突きつけることもできるみたいですが、ピヨピヨの若手が医局のエライ先生に意見できたら大したものです。
あとは研究会でろ、演題だせ、医局員増やせプレッシャーなど、これは部長クラスは大変だと思います。


医局はいらないのか

現実的には医者の教育や人材派遣(特に地方)は医局に任されている部分が多く、社会的意義はあるのかなと思いますし大学がある限りなくならないと思います。一方で医局に入らない先生も珍しくなくなり、学閥のない病院も見かけます。医局員がいなくなったら終了ですから、医局は入局するメリットを時代に即したものにしていく必要があるかなと思います。

例えば育児世代の支援とかね。あと「医局員たるものかくあるべし」みたいのを押し付けないで、医師一人一人のキャリアを気軽に相談できる場所だといいな、と思います。怒られるかもしれないけど、軍隊の隊員を増やすんじゃなく、利用者様を増やす感覚ね。ガチガチじゃなくて緩く繋がっておけるところ、的なね。
ただ、あちらを立てれば何とやらなので運営は大変だと想像します。おつかれさまです。


わたしの場合

医局は気がついたら入ってました!笑
関連病院で研修してたので致し方なかったと思いますし、後悔はないです。卒後6年目まではしっかり指導していただけたのでよかったですし、専門医も取れました。7年目から遠くに飛ばされたのでアレですが、、、
そこから院にも入らず出産を気にドロップアウトした感じです。

今は医局の名簿には載ってるけど、人員カウントされてない幽霊部員みたいな感じです。
正式に辞めなかった理由としては、もしかしてまた関連病院で働くかもしれないと思ったからです。今はその可能性は0に近いですけどね。

わたしの時代、10年くらい前は女性の消化器内科の先生はまだまだ少なくて、ある意味期待もされてなかったと思うんですよね。だから手綱が緩かったのかなと思います。今は女性の先生も増えて活躍されてるのを見ると、とても眩しく感じます。

医局に入るべきか

これはキャリアプランによりますね。
アカデミアでがんばりたいなら入ったほうがよいと思いますし、専門医取れたらいいなくらいなら必須ではないと思います。
またど田舎だと入らない選択肢はないかも知れないし、前述のようにお住まいの地域で事情は異なります。

入ったとしても、医局に尽くすのではなく上手く利用するくらいのマインドで、自分の人生プランに合わなくなったら辞める、っていうのが最近のトレンドのような気がします。

ではご武運を⭐️

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