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「うまくいかないときの話。」3年・高野陽

こんにちは。

いつも元気な2年土井から紹介いただきました、3年高野陽です。

今回のブログのテーマが「今までのサッカー人生と今シーズンの目標」であるのでそれに沿って書かせていただきます。少々長くなりますがお付き合いください。

まずは1つ目のテーマである「今までのサッカー人生」に関して簡単に述べます。

小学生: 
毎日サッカー。兄の影響でやり始めたサッカーだったが、本当に毎日サッカー。同じ学年の友達から兄の友達、近所の同じくらいの年代の人までとりあえず時間あれば公園でサッカーしていた。所属していたチームは弱くて負けまくっていたと思う。チームメイトの人にはキレまくっていた、確か。当時を考えるとチームメイトに申し訳なく思う。
通っていたスクールのスペシャルクラスみたいなのでは一番下手だったため、中学の進路が決まったのも一番遅かったと思う。
また、小4の時の南アフリカワールドカップが大きな契機となって海外サッカーにドはまりした。


中学生: 
色んなところのセレクションに落ちまくった末に拾ってくれたチームに入る。試合中にパスが3本繋がることに感動。指導者の方々にも恵まれてチームもそこそこ強かったため、毎日サッカーが楽しかった。プレー以外での日常生活に関しても多くの指導を受け、本当に多くのことを学んだ。
また、今でもサッカーを続けているのは当時の指導者の方の影響でもあり、幸いにも大学に入り試合で対戦することができたのはサッカーをやっていて良かったと思える瞬間の1つ。


高校生: 
中学生の時から憧れていた川和高校に猛勉強して入学。憧れの場所でサッカーできると思ってドキドキワクワク。
しかし待っていた現実は怒られる、怒られる。とにかく怒られた。一生分は怒られたんじゃないかってくらい怒られた。
そして、それと同じくらい走った。
特に1年の時は中学のチームメイトのほとんどが強豪私立に行って頑張っている中、試合には勝てないし怒られるばかりで俺何してんだろう、と思うくらいメンタル的にもフィジカル的にもキツかった。誰もが通る道かもしれないけれど、サッカーをするのが初めて楽しくなかった時期。
思い出の7割くらいはきつかったことだけどそれ以上にチームメイト、一体感と緊張感のある公式戦などチームスポーツしてのサッカーの楽しさもたくさん味わうことができて最終的には苦しさ以上に楽しい時間だった。そうでなければ大学でサッカーはやっていない、多分。


というのが大学に入るまでのサッカー人生です。




それでは次に話がまるっきり変わりますが2つ目のテーマであり本題でもある、「今シーズンの目標」についてです。

とはいったものの個人の「具体的な今シーズン目標」というものは正直な所ありません。
最初の部員ブログでも少し述べたのですが個人の経験としてサッカー面で具体的な目標や数字などを達成できた試しがないからです。
チームの目標である「2部優勝。そして1部で戦えるチームに」に貢献することが目標ではありますが、そこに関してはほとんどの選手がそうであると思います。そのため、今シーズンサッカーと向き合う上での自分の中でのテーマとして挙げたいのは、最初の部員ブログでも書いた「今、ここ」を積み重ねることに加え、いかにうまくいかないときを乗り越えるのか、成長していくのかということに関してです。

何かのネット上の記事で元日本代表監督岡田武史氏がこんな感じのことを述べられていました(多少の間違いはご了承ください)。


「ミスするなよと言われている中で、いかにリスクを自分の責任として背負えるか。それが本当のスポーツの楽しさであって、本当に楽しむには何をしなくてはならないかというと、頭で考えてサッカーをするなということ。これは試合での話。練習では考えてやらなくてはならない。でも試合ではサッカーを頭を使ってやるな。自分が感じたことを信じて勇気を持ってやる。それが楽しさである。」

この言葉からは多くの気づきを与えてくれます。
今シーズン昨年以上の結果とサッカーの質を求める中で、攻守両面において多くのことに取り組んでいますが、その中で個人としては自分の中で納得できるプレーが昨シーズンより少ないというのが正直なところです。
そういう日が続くとどうなるか。誰にでも経験があることかとは思いますが自分の眼、自分のプレーを信じられなくなります。
今自分がそのような状態にあるというわけではないですが、今シーズン2部優勝を目標に掲げている以上、個人にしろチームにしろそういったような状況は起こり得ます。


うまくいかない時に自分は何ができるのか。


この部分において自分の中でまだまだ甘さがあります。
今シーズン一選手として成長するために「状況を感じる感度を高めること、その感覚を信じる勇気を持つこと」のレベルを日々の練習で高めていき、うまくいかない時においても、サッカーを最大限楽しむためにもその積み重ねが自分の中で軸となれるように、そしてこれから始まるリーグ戦の中で発揮できるようにサッカーに向き合っていきたいと思います。

それが今シーズンの最後に「2部優勝」という結果として表れれば最高です。



最後まで読んでいただきありがとうございます。
これからも上智大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願いいたします。



次は昨シーズンの2部アシスト王であり、今シーズンのチームの心臓。同じDSライトX-flyヘビーユーザーである古宮由視くんです。

#上智大学 #サッカー #川和 #部員ブログ

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