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有馬温泉

六甲比命神社から再び六甲山頂ロープウェイに向かう。
すっかり天気も晴天となり
山並みを眺めながら歩いていると
空にぽっかり
うさぴょん 🐇 現わる。

ありがとねーとさけびたくなる


六甲有馬ロープウェー

15分もすれば駅に到着

ここから有馬温泉に向かう。
ローウプウェーで少し下山したところが有馬温泉街だった。

発車時間までロビーで待つ。

時間になるとゴンドラに案内される
赤いゴンドラ これに乗る
足元までしっかりガラス張り
見通し良い美しいゴンドラ けっこう新しそう
出発地点 ここからスタート
職員さんが同乗されガイドしてくれる
山並みがきれいに見渡せる
ゴンドラの乗り心地も景色も最高
心地よいゆりかごのような
反対から登ってくる シルバーのゴンドラも素敵
 スタイリッシュでかっこいい 
凄いスピードで通り過ぎる
凄く早く見えるのも物理現象らしい

ガイドして下さる方がの説明が心地よく楽しい
この短い時間のゴンドラの旅を
楽しんでもらいたいという思いが伝わってくる。

トンネルが見える


有馬温泉街が近づく
有馬温泉駅
有馬温泉街地図

短時間ながら、このロープウェーは本当にお勧め。
ロープウェーを降りる直前に 上から眺めた滝にまずは行ってみる。


鼓ヶ滝公園

公園になっている
公園を少し歩いて 鼓が滝へ


突き当りに滝が見える


緑に澄んできれい
二段滝

清らかな水がポン!ポン!と鼓を打つ滝壺。うっそうとした木々の間から、ポン!ポン!と鼓を打つかのような軽やかな落水の響きが滝壷から聞こえていたことに由来する名称です。六甲山の清らかな水がとうとうと流れ落ち、森林浴に最適です。初夏の夕暮れには蛍があたり一面をとびかうなか、涼やかなカジカの鳴き声が聞こえます。

有馬温泉観光協会公式サイト
公園周辺はとても静か
山に囲まれ陽ざしがありがたい


有馬温泉街


鼓ヶ滝からは少し距離があるが道なりに歩けばなんとなくたどり着く。

金の湯

街の中心に位置するこの場所が温泉街散策の拠点

無料の足湯は、 『金の湯』横に
金の湯

金泉 銀泉 同じ土地で違う性質が混在するなんて凄い
どちらも体験したいし、街も散策したいとなると
時間制限のあるホテルでの日帰り入浴は諦めて
市営の協同浴場が利用しやすい。しかも両方入浴するならば
お得な割引セット券があると教えて頂き。
市営の協同浴場 金の湯 銀の湯を巡ることにした。


金泉効能

金泉(有馬温泉古来の鉄分と塩分を含んだ温泉)
冷え性、腰痛、筋・関節痛、末梢血行障害などに効果
塩がお肌につき、薄い皮膜をつくるため、保湿効果が持続
メタ珪酸といわれる物質が多量に含まれているため、お肌の肌触りがマイルドになり、保温効果も大きくなる。

感染性皮膚疾患や慢性湿しんに効果
殺菌作用がある。

各種アレルギー性皮膚疾患、慢性湿しん、じんましん、傷・やけどに効果
カルシウムイオンが豊富に含まれる。

適応症
炎症性および非炎症性のリウマチ疾患、外傷、手術後のリハビリテーション、慢性附属器炎、機能性不妊症、自律神経系障害、乾癬(かんせん)

文字だけでいい風呂っぽい
御所泉源
しゅっしゅっ
83度の金泉で、まわりは庭園に整備


願いの庭

有馬温泉の歴史は古く、神代の昔、大己貴命と少彦名命の二神が三羽の傷ついた鳥が湧き出した泉で傷をいやしているのを発見したのが始まりだと言われています。
有馬温泉が世に広くしられるようになったのは、奈良時代に行基菩薩が温泉寺を建立した・・・太閤秀吉ともゆかりが深いようで

なぜか青い行基菩薩

念仏寺

念仏寺
豊太閤の正室、北の政所(ねね)の別邸跡らしく
お庭がきれいなのだとか

お寺内の白い像さんに惹かれて



銀の湯

銀の湯

銀泉(炭酸を含んだ温泉)

高血圧症、末梢動脈閉塞性疾患、機能性動脈循環障害、機能性心疾患に効果毛細血管の拡張により血流が増加する。
食欲増進の効果
飲用すると、胃液の分泌を刺激します。
適応症
高血圧症、末梢動脈閉塞性疾患、機能性動脈循環障害、無治性の傷、手足の局所的循環障害

銀泉(ラドン泉を含む温泉)

呼吸器からのガスの吸入により、全身の組織へ到達し、自然治癒力を高める。
適応症
硬直性脊椎症、関節の退行性症状、慢性多発性関節症、脊椎の退行性疾患、慢性痛風、関節、筋肉リウマチ、軽度の末梢性動脈血行障害、更年期障害、気管支性ぜんそく


寺院の鬼瓦

寺院の鬼瓦は魔除け、厄払いだそうで
あちこちでみかける

炭酸せんべい

炭酸せんべい
明治40年こんこんとわき出ていた炭酸水に着目
有馬の名物として誕生した
この周辺が源泉場
小麦粉を炭酸水で溶かし砂糖と塩で味付けしただけの素朴な味で
気温、湿度により微妙に変化する味調整に職人の技が光る
試食と、せんべいを焼く様子がみれる
懐かしいお菓子


炭酸泉源

炭酸泉源
二酸化炭素が溶け込んだ無色透明の炭酸水
二酸化炭素泉、微量のラドンを含んだ放射能泉の2つありサラっとした温泉
水道をひねれば温泉水


有馬籠

有馬籠 顕如上人が有馬土産としてねねに有馬籠を贈ったとの記録
千利休の求めによって、茶道具として作られた竹細工など
現在も、茶道家からの注文が多いそう

妬神社 

妬神社 
うなわりの湯
小さな井戸から温泉が湧き
美しく化粧をした女性がそばに立つと
お湯が嫉妬して吹き出したとか


天神泉源

天神泉源
天神社
天神さんだからの狛牛
金泉源
鉄分を多く含んだ「金泉」
含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉
鉄分が多いため、温泉が空気に触れると酸化し、赤くなる
天神社の境内から金泉が湧き出す泉源
有馬温泉を代表する泉源


 鉄分がいい色に染まり
周辺の石も神社全体あめ色に

湯気だけで温まりそうな雰囲気
味のある路地を抜けて
神戸牛がきになる
ほくほくで美味しい 小腹を満たす
この周辺に腰掛けながら風情を楽しみ
コロッケをほおばる人達ちらほら


建物の隙間からも湯気
三ツ森 和菓子工房有馬店
かりんとう温泉饅頭も美味しかった

有馬川河川親水公園


有馬川河川親水公園
太閤橋 ねね橋
水の流れを眺めながら
有馬温泉駅に向かう

有馬温泉駅
車内のミントグリーンがきになる
支柱がちょぴりおしゃれ


おわりに


六甲ロープウェーから下り
有馬温泉街もざっくりと満喫。
もっとゆったりしたかったものの
欲張って温泉にも入っちゃおうということで
金泉、銀泉ともに譲れずどちらも入浴。
なんだか慌ただしいスケジュールとなったが
結果、やっぱり温泉は大満足。
金泉は鉄分多く土っぽくほっこり
銀泉は炭酸も含みサラッとすっきり
私は、金泉のお湯の方が好みだった。
どちらにしろ市営の協同浴場とはいえ
施設はとても清潔で、出入りの手間もかからず
手軽、お気軽、お安く満喫できるのでお勧め。
ただし、とにかく両湯ともに 熱い!!
長湯したくてもできないのが
ぎちぎちスケジュールの旅には良かったのかもしれない。
また、機会があれば 美味しいもの食べて
のんびり温泉につかりたいな。

その土地ならではの温泉にふれるのは
その土地のエネルギーで満たすことでもあり
何よりのパワーチャージそのもの。
神戸を訪れたならここまで足を延ばすべき。


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