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日光東照宮

輪王寺を抜けて奥まった場所に東照宮がある

石鳥居(いしどりい)

緩やかな傾斜を登ると

五重塔(ごじゅうのとう)

こんなに積み木みたいなのに耐震構造
すごい知識と技術
五重塔(ごじゅうのとう)【重文】

五重塔周辺の広場以降は有料区域
この広場で修学旅行生も集合
やんちゃな小学生にありがちな
先生にがんがんに怒らる情景も微笑ましい 



表門(おもてもん)

表門(おもてもん)【重文】

東照宮最初の門で
左右に仁王像が安置されているところから
仁王門とも呼ばれている。

あちらを超えないと東照宮は拝観できない
チケット拝見にて人が多くせわしい


自動販売機でチケット購入
あとで見たがとても分かりやすい地図

三神庫(さんじんこ)

三神庫(さんじんこ)【重文】
上神庫・中神庫・下神庫を総称して三神庫
この中には春秋渡御祭「百物揃千人武者行列」で使用される
馬具や装束類が収められている
上神庫の屋根下
「想像の象」(狩野探幽下絵)の大きな彫刻
栃木名木
高野槙
立派

神厩舎・三猿(しんきゅうしゃ・さんざる)

神厩舎・三猿(しんきゅうしゃ・さんざる)【重文】

神厩舎は、ご神馬をつなぐ厩(うまや)
昔から猿が馬を守るとされているところから
長押上には猿の彫刻が8面あり、人間の一生が風刺されています。
中でも「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻が有名です。




まさかの馬小屋
修復され かわいい
見ざる 聞かざる 言わざる


遠目にも陽明門が光っている


御水舎(おみずや)


陽明門の真上が北極星の位置に
配置されているという記事を見たことがある
北極星信仰なのでしょうか
輪蔵


上神庫
登る
白よりゴールドが際立つ
鐘楼
鼓楼


陽明門(ようめいもん)

陽明門

東照大権現

陽明門(ようめいもん)【国宝】
日本を代表する最も美しい門で、宮中正門の名をいただいたと伝えられる。いつまで見ていても見飽きないところから「日暮の門」ともよばれ、
故事逸話や子供の遊び、聖人賢人など500以上の彫刻がほどこされている。


いっぱい人がいる
門の天井画


「魔よけの逆柱」

この左の柱だけ模様が逆

陽明門にはグリ紋が施された12本の柱がある。不完全さ表す一本は
「満つれば欠ける」のことわざにより不完全な柱を加えて魔除けにした。

こうしてみるとばかでかいわけでもなく
ゴールド立体細工で大きく見える



唐門(からもん)

唐門

唐門(からもん)【国宝】
全体が胡粉(ごふん)で白く塗られ、「細かい彫刻がほどこされています。

外からの遥拝所
内側には別の入り口から靴を脱いで入る
拝殿 本殿とより奥まり近くづく

拝殿


神格化した神殿感が強い

本殿

本殿
拝殿のさらに奥
奥は畳敷きの薄暗い廟所という感じ
豪華さは残しつつ派手な装飾はなく
厳かに礼拝する瞑想空間みたいだった


眠り猫(ねむりねこ)

眠り猫(ねむりねこ)【国宝】

牡丹の花に囲まれ日の光を浴び、子猫が安眠し、雀が戯れる様子から
強い者が弱い者を虐げられることのない共存共栄の平和な世の中を
表現している。牡丹の花は「日光」に因んで彫られた言われる。
これより奥宮へ


眠り猫の門の裏は雀


奥社参道

奥宮へ
牡丹と鶴の細工
奥社参道

「人の人生は重荷を負いて遠き道を行くがごとし。急がずべからず。」

奥社拝殿

奥社拝殿階下
奥社拝殿

奥宮(おくみや)【重文】
拝殿・鋳抜門(いぬきもん)・御宝塔からなる御祭神のお墓所。

御宝塔

ここからが遥拝の根源地 墓所


家康公の墓所の象徴と言えばこの景色


宝塔
塔の前の三具足

鶴の燭台 唐獅子の香炉 花瓶

私には 陰陽統合 アーク マナの壺 に見える (^^



御神木 叶杉

折れていますがご神木として顕在


カッコいい空間だった
下りの帰り道
ここをでれば現実界といった区切りの問
帰りは雀を見て和やかに

神輿舎(しんよしゃ)

神輿舎(しんよしゃ)【重文】
三基の神輿(みこし)が納められています。
天井に天女
寅もいる

廻廊(かいろう)

廻廊(かいろう)【国宝】

陽明門の左右に延びる建物で
外壁には我が国最大級の花鳥の彫刻が飾られています。
いずれも一枚板の透かし彫りには、極彩色がほどこされています。

本地堂 (薬師堂)龍の天井画 鳴き龍

回廊の先のお寺 神仏分離の名残でお寺の管轄
 東照宮とは趣が違い付属の別チケットが必要だった
天井画の響き、鳴き龍の音は見事だった。
ちょっとパフォーマンス感と商売感が強い
建物維持には必要なことなのでしょう。

本地堂は寛永12年(1635)に建てられ東照宮最大の建物。
神仏習合時代は東照宮の祭神である東照大権現(徳川家康の御霊)の本地仏が薬師如来だった事から本尊として薬師瑠璃光如来像が祀られ薬師堂とも言われた。天井には狩野派の狩野永真安信が描いた8mの竜がありその下で手を打つと鳴き竜現象が起こった。昭和36年(1961)に火災により焼失し、その後再建(現在の天井画の龍は堅山南風作)。本地堂は江戸時代初期に建てられ大変貴重な事から国指定重要文化財に指定。



鼓楼 燈籠

鼓楼 燈籠

東照宮を後に



終わりに

ずっと気になっていた東照宮にこれて良かった。
こちらに来る前に、富士山を見たり
偶然にも旧江戸城に行くことになり
何か必要あっての繋がりなのだろう。

かつてTV番組で
富士山 皇居 茨城の鹿島に向けてのエネルギーの流れ
いわゆるレイラインというものがあり
その一線上にあるのがこれまた東京スカイツリーだという

日光東照宮とスカイツリーの高さが同じ事も
偶然ではないらしい。
日光から流れる龍脈はスカイツリーの場所に向かい
まるで鉄塔がお灸を添える針のごとく
レイラインのエネルギーを増幅する形になっていると。

なんと面白い話しなんだと思っていたものの
結局、私の今回の旅では違う日程を調整するつもりが
江戸城 、スカイツリーにまで足を運ぶことになった。

富士山、江戸城、スカイツリーの流れに
この日光のパワーが重なり
良き流れになることでしょう。

富士山記事
江戸城記事
スカイツリー記事

余談ながら、この1ヶ月前には西の東照宮と言われる
生口島の耕三寺にも訪れていた。
耕三寺の装飾も素晴らしい細工だと思ったけれど
東照宮を模倣して作られたものならば、やはり
本物の重厚感や美意識の高さには叶わないなと思った。
東西の東照宮を短期に見れる機会もなかなかない。
うまく運ばれたものだと改めて思う。

耕三寺記事


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