私自身はあまりロケ地探しに行かないのだけれど、電影朝聖で有名な Gary Wong が案内してくれる九龍城區の Workshop があったので参加してみた。今まで Gary が案内してくれる導賞團にはなかなかスケジュールが合わなかったので、今回の Workshop には満を持して参加。

『新不了情』の主場（最も重要な場所・ロケ地）はもうすでに無く、今の欣榮花園の位置がそうだとのこと。実はこの作品、私はまだ観たことがない。ずっと観たいと思っているのだけれど、なかなか当たらないのよね。

そしてこの緑のポストもここ木廠街のもの。このシーンを観た時に、この下着を売るエロ商売、日本にあるのは知っているけれど、香港でもあるんだ？と思った。

そして十三街を練り歩く。

さて、このポスターの場所はどの街かな。（街名確認するの忘れました、ごめんなさい）

この車房のおっちゃんが強面なのに底抜けに良い人だった。「おお、写真撮りに来たのか！どうぞどうぞ！いくらでも撮っていいぞー！がはは！」ってもう大歓迎してくれた。

『窄路微塵』の窄哥のオフィスが入っていたのはこのビル。オフィスの窓から眺めていたのは龍圖街か鳳儀街か鹿鳴街のどれだろう。

屋上を目指す。

これを撮影した頃はもっとスカスカな眺めだったそうだ。

林森監督はがこの角っこに座って、この景色をバックに『窄路微塵』についてのインタビューを受けたらしい。怖すぎる・・・（高所恐怖症な私）。

そして樂園冰室。何度目かのトライだがまた休みで入れず。あー、残念。

今 ViuTV で絶賛放送中の『打天下２』の１シーンもここで撮られたそうな。

以前はこんなだったのに、もう完全に取り壊されてしまったよ、と案内してくれたのがこちら。

業主と政府だかの間で一悶着あって、ぶちぎれた業主が突然取り壊したのだけれど、なぜだかこれだけが残っていたらしい。業主なりの腹いせだったのかなぁ。良い感じに朽ち果てていて私たち一般通行者としては写真スポットになっていて良き。

この写真の数日後に通ってみたら、竹の足場とグリーンの網で覆われていたので、これももうすぐ無くなってしまうのだと思う。