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Work BC に行ってみた

まだカナダに移住してくる前、旅行で来た時にバスで広告を見かけてサブスクリプション登録をした。それ以来週に一度程度の頻度で求人情報を受け取っていた。

今回の突然のレイオフで早急にバイトを見つけなければならなくなったので、Work BC のオフィスにも行ってみた。

Work BC とは、日本のハローワーク相当だと考えてよい。求人情報のみならず教育プログラムなどもあるらしい。

実の所、Work BC の求人情報メールはとても見難い。Job Title しか書いていないので、いちいちリンクをクリックして内容ページに飛ばねばならない。Indeed や Grassdoor といった求人求職サイトは Job Title にプラスして求人内容が少し表示されるので、リンクして飛ぶかどうかそこで判断できる。使い勝手は Work BC より断然良い。

けれどとにかく一つでも多く情報を仕入れて早急にバイトを見つけなければならないので Work BC オフィスに行ってみたわけ。

ドアを開けて入ると、とにかく静か。ほぼ誰もいない。私の直前に入った人が受付してもらっている。リストに記入し終わったらどこかへ案内されていった。そのフロアで見える限りの空間には職員二人と私しかいない。

ここの求人はフルタイムが断然多いのはわかっているけれどパートタイムの仕事を探しているので求人があるかどうか見に来てみたと伝えたところ、ここは政府の運営によるので市民権または永住権保持者のみ対象だと言われて受付で撃沈しかけた。

コンサルタントのような職員が声を掛けてくれたおかげで、そこでそのまま退散とはならなかった。求職サイトには既に登録していると告げるとLinkedIn で Job Title や仕事内容で検索を掛けて探すといいですよと教えてもらった。

客があまりにいなくてヒマなせいか、懇切丁寧に話を聞き、考え得る限りの業界などをあれこれ検索してくれた。私のキャリアを考慮するならイベント会社へフリーランス登録しておいてスケジュールの合う時に行くというのもありだと教えてくれて、とある会社と担当者のメールアドレスを書いてくれた。

帰宅して自分で検索しようと思い、話を切り上げようとするのだけれど、コンサルタントは良かれと思ってか、あれこれ更に話しかけてくる。いよいよやっと終わりになった際に、壁に求人情報が張り出してあるので、いつでも見に来て、資料を持っていってもいいですよと教えてくれた。

これこれ、私が欲しかったのは。日本のハローワークでも必ずやっている掲示板への張り出し求人。ささっと見て欲しい情報だけ取ってさっさと帰るのが私のやり方。この Work BC にもあるんじゃん、と掲示板を見る。

さすがカナダ。掲示板の半分は英語、半分はフランス語。つまり実質の求人情報はパッと見の半分。まあこれは仕方ない。

そして掲出されていた5件ほどを見てみると、全て Expiary : Feb / Mar だよ。つまりもう随分前に期限切れ。全てが。笑うしかなかった。

コンサルタントに「全部期限切れですね」と言ってみたら「皆忙しくて update できていないのかもしれない」と言う。いやいや、客いないやん。いかにも役所ということか。日本のハローワークは期限切れ求人張り出してたりしてなかったけどね。

「またいつでも来ていいよ!」とコンサルタントは言ってくれたけれど、今の私の留学生というステイタスでは条件に合う求人には出会え無さそうだ。なのでやはり求人サイトと伝手と店舗への直接ドロップで引き続き探すことにする。

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