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コメンタリーから魅る『殺人の追憶』

あらすじ:1986年10月23日、農村で若い女性の変死体が発見される。地元のパク刑事(ソン・ガンホ)は地道な取り調べを始めるが、現場は大勢の見物人で荒らされてしまう。ソウルからソ刑事(キム・サンギョン)が赴任してくる。そして、第ニの事件が起きてしまう・・・

コメンタリー:ポン・ジュノ(監督)、ソン・ガンホ(パク刑事)、キム・サンギュン(ソ刑事)、パク・ノシク

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ポンジュノ:パク刑事(ソンガンホ)の初登場場面。台本になかった親指で挑発する場面を私が付け加え、さらにガンホ先輩がポケットから手を出すことにした

サンギュン:(爆笑)

ポンジュノ:二人で細部を詰めましたね。オープニングの死体を演じた女優は大変だったはずです。虫はCGで加えましたがNGが多かった💦そして個性的な顔を持つ端役たちのオンパレード。配役は顔を重視しました。様々な方面から人を集めました。プロの俳優もいますよ。そして、序盤の現場検証の撮影は本当に大変でした。撮影しながらセリフを考えました

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