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The Last of usに感じるロマンと絶望

#心に残ったゲーム
として、
「The Last of Us」
を語りたいと思います。

今回は概要説明とネタバレなしの主観を書いていますので、
未プレイの方でもご覧いただけます。

長くなるので2部に分けようと思います。

はじめに

私はゲーマーなのですが、
仕事もかなり忙しくなかなかゲームの時間が満足いく程取れないので、
以前より
「やりたいけど時間が足りない」
と諦めたゲームは2BRO.さんや三人称さんなどの配信者さんの
プレイ動画を見て堪能するようにしています。

その中でも、
自分自身がコントローラーを握りプレイしてはいないにしても、
これまでの人生の中でも最高レベルに非常に衝撃を受けたのがのが
「The Last of Us」。

今回そちらについて書き留めたいと思います。

(完結のネタバレ前にはワンクッション入れようと思います。)


「The Last of Us」とは


「The Last of Us」とは、
ゲーマーの中では言わずと知れた超大作。

開発はアンチャーテッドなどで有名な、
アメリカのノーティードッグ。

ストーリーは、
超端的に言えば「ゾンビゲーム」ですが、
このゲームを単なるゾンビゲーと言う人はほぼ居ないと思います。

多くの方がこの表現を使われていますが
正に「映画のようなゲーム」
と言えばラスアスと言えるのではないでしょうか。

ポストアポカリプスが訪れた終末の世界で、
生き残った人々の生活、朽ちた廃墟、大いなる大自然、
その全てが圧倒的なグラフィックで全編描かれています。

それはもう溜息が出るほどの映像美です。

ただグラフィック以上に
最もラスアスが映画のような、
と言われる所以は絶対的にそのストーリーです。

心臓を抉る様な、 魂に訴える作品。
私は全編を見てそう感じました。

余りにも美しい愛情の深さ、
余りにも救いのない残酷さ、
余りにも繊細で緻密な表現、
余りにも激しい意志の衝突、
容易に矛盾する善悪と正義。

それが「The Last of Us」が
人々を惹きつける魅力だと私は思います。



「The Last of Us」 part 1

無印のpart 1は2013年発売なので、
10年以上前になります。

その後PS4、PS5でリマスター版も発売されている超人気作です。

ストーリーをざっくり説明します。

謎の寄生菌によって多くの人々が感染者になった世界。
絶望の中生き残ったものの、
深い喪失感を抱える中年男性ジョエル
あどけなさの残る10代の少女ながら、
重い使命と強い意思を持ったエリー
そんな二人の長い旅を描く壮大な物語です。

長い旅の中で2人は、
様々な人々に出会い、退廃した世界を歩み、未知の敵と遭遇し、
この世界の闇により深く触れていくことになります。
多くに立ち向かい、救い、語り、知り、奪い…決断する。

1は重い内容ながら、
あらゆる意味で「愛情」をテーマに描いていると思うんです。

「愛情」はふたりを成長させ、絆を深め、心裏に触れる。
しかし、
「愛情」はそれぞれを迷わせ、想いは交差し、喪失を招く。


「The Last of Us」 part 2

2は2020年に発売されており、
今年初めにリマスターも発売されています。

こちらは激動のラストととなった1の正当続編で、
あらゆる意味で世界中で賛否両論となった衝撃作でした。

今作は基本システムは1を踏襲していますが、
19歳となったエリー
がプレイヤーとなって進行していきます。

序盤からプレイヤーに圧倒的な絶望を与え、
中盤からプレイヤーの心を搔き乱していき、
終始目を覆いたくなるほど生々しい残酷さ。

このpart2のテーマは正に「復讐」。
もうこのテーマだけでもややネタバレ気味なので、
ここではこの程度に留めます。


安易に神ゲーと言えない超大作


ただ安易に「神ゲー」と言えるゲームでもないのがラスアス。

まず、
ラスアスは絶対的にゲーム史に深く名を刻む超大作であることは確かです。


ただ多くのプレイヤーに
深いトラウマを植え付け、
深く鬱屈な気持ちにさせ、
深淵に引きずり込んだゲームでもあるのです。

三人称鉄塔さんの言葉を借りると
「このストーリーは好きじゃない。
好きじゃないけど、生涯忘れないと思う。」
まさにその通り。

ラスアスに触れた方は”評価”はかなり分かれましたが、
それから感じたものは生涯忘れない程だった筈です。

それ程に「The Last of Us」は、
世界中の多くのプレイヤーに
善悪を超越して深い影響を与えたと思います。


その他の推しポイント


武器の改造シーンがたまらない

配信者の方も「たまんね~」と言われていた、
各所で行える武器の改造。

その映像が本格的で見ていてニヤニヤしてしまうんですよね。笑

改造方法は連射速度、装弾数、リロード速度など様々で、
それぞれの武器・それぞれの改造にムービーが用意されています。

それぞれ武器の該当部分を外し、
ツールを使い手を加え改造し、
再び組み立てていく。

「この銃ってこういうパーツなんだ…」
「この改造する時はこうやってやるのか…」
とじっくり見てしまう。

もっと言えば、
武器をを拭く所作やカチャカチャする作業音がまた堪らない!笑

しかも改造後ちゃんと見た目にも反映されます。


戦闘のシビアさがたまらない

アポカリプスの世界ですので、
物資はとても限られいます。

バイオハザードでも弾丸シビアに感じますが、
ラスアスはそれ以上です。

ただそのシビアさと、
「在るもので工夫して戦う」感が凄く好きで。

シンプルにまとめると…↓

拾える弾丸少な!!
倒した人から取るしかないじゃん!!
それでも銃に頼ってたらすぐなくなるわ!!

近接武器めっちゃ大事!!
落ちてるやつ拾お!!
近接は銃よりナイフが早いってレオンも言ってたし!!
↑これはバイオハザード
でも強化しなきゃ弱い!!
でも近接武器もすぐ壊れる!!

煉瓦とか瓶とか頭使って利用しよう!!
作った火炎瓶とか超強いわ!!

<<でもそもそもステルスしないと詰むわ!!>>

という感じです。笑


クラフトが音込みでたまらない

前の項目でも近接武器の改造や銃の改造に触れましたが、
それ以外でも超重要なのが
回復や火炎瓶等のクラフト要素です。

使えるものをそのまま拾えることは少なく、
大体は素材からそれぞれクラフトすることになります。

例えば、アルコール・布で火炎瓶作るとか。

(アルコールなどは道中で拾うので、
素材集めには命がかかっている)

三人称ドンさんも言っていたけど、
水のチャポンっていう音が大好きなんですよね笑

音って本当にリアルさを出すために死ぬほど重要ですよね…



次回はネタバレ有で感想を


次回はネタバレ有で感想を書いていきたいと思います。

長くなりそ~笑



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