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前知識入れずにゴールデンカムイ映画を観たらとんでもなかった

ゴールデンカムイの実写映画、アニメの感想を書いていきます。

私は漫画は読んでいないですし、
アニメのストーリーも革新的なネタバレのようなことは書いてません。

「アニメ・映画だけの軽いネタバレなら別に大丈夫」
という場合だけご覧いただけたらと思います。


前知識入れずにいきなり実写映画観た

先日実写版の映画を観てきたゴールデンカムイ。


北海道舞台の飯旅漫画だと思ってた

マジで
「北海道あたりが舞台でうまそうな飯がたくさん出てくる漫画らしい」
という前知識だけで
キャラの名前もストーリーも何にも予習せず見に行きました。
完全に初見です。笑

男性の方が面白いと言われているのを何度か聞いていたので、
男性向けなのかな~程度には思っていたけど。


オープニングで壮大な誤解に気が付く

オープニング 
<日露戦争のドンパチの振り返り>

(おいおいおいおいおいおいおいおい
だいぶ激しいな??戦争系の話???)

<入れ墨と金塊争奪戦の話>

おいおいおいおいおいおいおいおい
ワンピースの
「この世のすべてをそこに置いてきた」
的な超壮大な話じゃねえか!!!!!!
ほっこり系の飯旅漫画じゃねえの!?!)

…だいぶ解釈違いだった…

ゴールデンカムイ超壮大なジャンプ漫画じゃん…
(ほっこり飯旅漫画だと思っていた私がおかしい)


囚人の入れ墨が暗号って斬新

まずこの暗号の時点でジャンプっぽい!!

すっごく面白い暗号で、
まずクリエーターとしてここに大興奮してしまいました。笑

『週刊ヤングジャンプ』ゴールデンカムイ コミックス1巻より

「囚人全員を見つけなければならない」
「トリックを解明しなければならない」
というところがひじょうに壮大ですし、

「脱がせなければ囚人がわからない」
「入れ墨があればそれを奪わなくてはならない」ので
<暴力で解決するか><交渉するか>
<囚人を殺して皮を剝ぐ><書き写して生かす>
という選択肢が生まれるのが面白い。


ここが面白いぞゴールデンカムイ

前述のことも含めて、
何故こんなに面白いのか!?というのをサクッとまとめてみました。

・入れ墨のと金塊のストーリーが、
 今後の壮大な争奪戦を想像してワクワクさせる

・囚人かどうか確認し入れ墨を得るまでの
 個々のストーリー展開が面白い

・単純な争奪戦でなく、
 根幹となる大きな謎も孕んでいる
(何故のっぺらぼうはアイヌを殺したか?
それは真実なのか?など)

・金塊の使い道や考え方が多岐にわたり、
 単純な欲望のぶつかり合いではないこと

・国や地域、民族の文化的な知識も得ることができる

・シリアスとギャグの織り交ぜ方が絶妙で、
 暗くなりすぎずウケ狙いにも寄りすぎていない

・各キャラクターがひじょうに個性的で
 混ざりあうことがなく覚えやすい

という風に個人的に感じました。


アシㇼパ超可愛くない????

まず思ったが

アシㇼパ超可愛いよな??????
山田安奈ちゃん神か???????

漫画のアシㇼパもアニメアシㇼパも可愛い。

もう完全にアシㇼパ推しです。笑

懸命に戦う姿には強さを感じるし、
思い悩む姿には人間味を感じるし、
穢れない意志には純粋さを感じる。

『週刊ヤングジャンプ』ゴールデンカムイ コミックス1巻より


キャスティングが神がかってるんだよなあ

個性的過ぎるキャラクターたちのキャスティングは、
それはそれは大変だったと思うんですよね。

ただ…
どの方もすごいドはまりしていて、
映画の後にアニメや漫画を見ても
(漫画は読んだというよりは比較で画像を見ただけですが)
全然違和感を感じなかった。

勿論主人公2人は素晴らしんだけど、
やっぱり鶴見中尉と土方さんでしょうな…

鶴見篤四郎(つるみ・とくしろう/演:玉木宏
土方歳三(ひじかた・としぞう/演:舘ひろし

このおふたりを逆に原作の漫画に落とし込んだのかという程、
あまりにも理想通りに感じてしまいました。

演技力は勿論ですが、
ビジュアルの寄せ方も素晴らしいです。


谷垣源次郎(たにがき・げんじろう/演:大谷亮平
牛山辰馬(うしやま・たつうま/演:勝矢
このおふたりのハマり具合もすごかった。
もうなんか、本当にあまりにもしっくり。(笑)

尾形百之助 (おがた・ひゃくのすけ/演:眞栄田郷敦
尾形の目の死に具合が良かった。(笑)



アニメも完走しました

アニメも現状ネットフリックスで配信されているところまで見終えました。

あの後こんな展開なのか~~~~!!!!
と我慢できずに短期間で見ちゃいました。

兎にも角にもアシㇼパと杉元が再会できたところまで観られて満足。

アニメだと映画より表情的な部分が原作に寄せて
コミカルに表現できるのがまた面白いですよね。(笑)

これは
漫画、
アニメ、
実写、
それぞれの良さが光るんだろうな~

素晴らしい作品にまたひとつ出会えてよかったです。

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