見出し画像

超情報場仮説、生命素粒子理論  :苫米地英人博士より

私の最も尊敬する博士の中の一人に苫米地英人博士がいます。
博士の経歴は調べればすぐに出てくるのでリンクを参照してください。

最近は著作を出版する機会が少なくなったのですが、毎週月曜日MX放送で、不定期に出演されています。
この番組の中で、『2018年4月2日放送バラ色ダンディ 宇宙一受けたい 銀河系ゼミナール「ホーキング博士は真の物理学者ではない」』より、

博士の仮説である生命素粒子理論について話される機会がありました。


生命素粒子理論については、とても感銘を受ける概念で、時折、録画したこの番組を何度も見返しています。

今回の記事は、その番組の中で扱われていた、「生命素粒子」仮説について、番組の要約を乗せたいと思います。

今後、「生命素粒子」は重要な概念になってくると感じています。

情報(人間の心)という概念が、今後の物理学の分野で切っても切り離せなくなる


・言語学の現在の見解:現在は統語論というものだけではなく、意味論という人間の心が関連してくる分野が大きく関与している。


・行動経済学:2000年代「人間は合理的に動かされているのではなく、感情で動いているので経済学は間違っている」ということで、経済学はそれ以降行動経済学の道を進み、行動経済学でなければ経済学ではないといわれているそうです。

ということは、物理学でも必ず同じ現象が起こってくる、と博士は言います。実は、情報空間(人間の心)を考慮しない物理学は、もはや物理学とは言えない時代が来ているといいます。

あたりまえのことですが、「神を信じている人」でも、その信念や神という概念は脳と心がそうさせている脳内現象です。


生命現象もDNAという情報現象が基礎になっている。ということは、生命現象、脳内現象、心理現象を説明できない物理学は物理学と言えなくなってくる時代になっているといいます。

超情報場仮説、生命素粒子理論

超情報場仮説

超情報場仮説では、物理空間は、情報空間の抽象度の低いところを物理空間と呼びます。そして、心は情報空間の部分の領域を指しています。

脳=物理 心=情報 というように、グラデーションのように物理次元と情報次元は連続的に一つの現象の中での、抽象度の高さによって呼び名が違うだけで、脳も心も同じものであるという見解です。

生命素粒子

・生命素粒子というものが存在し、そこでは不確定性原理が働き、宇宙のいたるところで生命が生まれると博士は考えます。

・物理学においては、重力は、様々な可能性宇宙に伝わる、とされています。
これと同様に、生命情報場では、生命素粒子が情報次元、生命次元、物理次元を伝えて伝わるといいます。この例は、分かりやすく言うと「気」という現象として観察されるといいます。


例えば、大切な受験の時に、母からもらった「お守り」を見ると勇気が沸くとか、残業でへとへとで疲れているサラリーマンが家族の写真を見てもう一息頑張れる、という現象があげられます。
お守りや写真といった、単なる物理現象が、関係性をもつ人の心に情報が伝わり、不安や緊張、疲労していた脳内にドーパミン、セロトニンといった物理現象としてホルモン物質が流れ、心である情報現象として、やる気や安心感が出てくるということです。
そこで、その時に伝わる存在が「生命素粒子」であり、昔から「気」という言葉でそれを表現されてきた、ということです。

「病は気から」という諺は、身体という物理現象が病に侵されているものの、心の持ちよう(情報空間の働き)で、病が治ったり、その逆の現象が起こったりということはよく知られていますよね。

この「生命素粒子理論」の見方であれば、これまで解明されていなかった、物質から始まったビッグバンから、有機物が誕生し、生命現象が誕生するという謎が解けます。つまり、有機物を集めても生命になりませんが、この理論によれば、無生物が生命になりえます。


しかしながら、この仮説を検証するのは当分は不能であるようです。

超情報場仮説は、物理空間を含むすべての存在は、情報空間で成り立っているという理論で、生命素粒子は超情報場を構成している基本単位のような存在です。

わかりやすく言えば、人間の脳がなければ、宇宙やビッグバンも存在していない、という一見とんでもないような結論が導き出される理論です。

ブラックホールの研究で有名なスティーブン・ホーキングも、大ベストセラー著作「ホーキング・宇宙を語る」

において、最後に「これからは精神、心の時代」と語ったそうです。

そのホーキングの言葉に答えて苫米地博士が書いた、ホーキングの思いを引き継ぐ形で、続きとして本を書いたといいます。

この本、昔読みましたが、脳内のひっくり返されるような衝撃を受けたのを覚えています。

生命素粒子理論を考察すると、あらゆる分野での応用と発展の可能性を感じます。
このnoteでも、ようやく生命素粒子の話が出来て、嬉しく思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?