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万年筆にインクを

毎日、基本的な筆記に使う万年筆は2本。
どちらもウォーターマンのもの。

基本的に、ガシガシ使う。

一つは、1996年に購入したもの。これを一番使う。ペン先はM。こちらはペン先が金で出来ているので、書き味が柔らかい。普段のノートへのメモに使う。
もう一つ、スケルトンの方は2005年にプレゼントされたもの。ペン先はアルミでF。ちょっと小さめの字を書くときにつかう。

使うインクは共通していて、ブルーブラック。

とにかく、日常でノートに何かを書くときはガンガン使う。
使ってなんぼという感じ。使わないと「万年筆」という名に恥じる様な気がしてならない。

これまで、様々な筆記用具を使ってきた。
小学校の頃は当然ながら鉛筆。中学校くらいからシャープペンシル。大学では、時と場合に合わせて色々な物を使うようになり始め、社会人になってからは迷宮入りという感じ。

そんな中、メモを取る筆記用具としては、消去法として万年筆にだんだんと絞られていった。

メモを取る際、デジタルで良いならばキーボード入力はかなり楽。
新しもの好きの父が、結構初期の頃のワープロを買ってきて、それを使って書類の清書をさせられた。強制仕事の手伝い。
最初は日本語キーボードを覚えたが、パソコン好きの友達から、「アルファベットでキーボードを覚える方が良い」と言われ、パソコンを持っているわけでもないのにローマ字入力へと切り替えた。その際に、ワープロ内に入っていた練習ソフトを使って、ブラインドタッチを覚えた。だから、かれこれ30年以上、キーボードをさわっている。だから、文字を書くことに関してはキーボードでデジタル入力する方が速い。

しかしながら、仕事の関係上、未だにデジタル機器の持ち込みが制限される環境だったりすることが多い。また、機動力にも欠ける。最近はiPadとAppleペンシルというものを使えるようにもなってきたが、やっぱり長時間、そして大量の文字を書くとなると、重量がストレスになる。紙のノートとペンという組合せにやっぱり落ち着いてしまう。

ノートとボールペン、サインペン、ゲルインキボールペン、鉛筆、シャーペンなどなど、色々と使ってきた。どれも一長一短がある。その中で、書きやすさと見やすさ、疲れにくさなどからも万年筆が一番相性が良い。

ということで、メモを取る筆記用具の一軍選手は万年筆。
最初の投資は大きいかもしれないが、経済性は抜群だと思う。

インクを入れるときの充実感もあったりする。
この先も、ずっと使い続けるだろう事は間違いない。

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