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コーヒーにおけるサード・ウェーブとは


今やコーヒーの文化はかなり進出しつつある。家庭でも手軽に淹れることのできるハンドドリップの商品が普及し、豆の専門販売店なども増えている。

そんな中、今は「サード・ウェーブ」と呼ばれるコーヒー界における第三のフェーズ段階にある。オリジナリティコーヒーはブレンドに比べて浅煎りだったら「果実の風味や爽やかな酸味」を味わえることができ、深煎りであったら「ナッツの香ばしさやチョコレートのような甘さ」を味わえることができるため、重宝されてきた。


逆に言えば、「ブレンド」とは産地ごとの様々な豆を一緒に配合することであり、安価で手が出しやすい存在であった。それは勿論のはず、なぜなら中身がスカスカな悪い豆を一緒に配合しても正直バレないからだ。そのため、「ブレンドは邪道」というような文化が根付いていた。


しかし、「サード・ウェーブ」においては「ブレンド」が重宝されるようになりつつある。豆の専門店独自のブレンドはそれぞれの豆の特徴を生かし、ブレンドもあるコンセプトを決めてその中で豆の配合を幾度となく試みている。つまり、「ブレンド」というのは、長い時間と試作によって出来上がるいわば、その店の最高傑作の看板商品なのだ。


是非、オリジナリティコーヒーしか飲んでない人は「ブレンド」というあたらしい世界に足を踏み入れてはどうだろうか。


#coffe    #コーヒー #ブレンド


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