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\「雑巾しぼり」と「書く」の関係とは?入学の前にやっておいてほしいこと/

小学校入学の前にやっておいてほしいこと🏫モンテッソーリ教師的には、ひらがなをスラスラ読めるよりも、ひらがなを筆順通りに書く特訓よりも…



「雑巾しぼり‼︎」

かな🤗



え!?何で何で?
清掃時間のため?

うーんお掃除ね。
それもあるけれど、
「書ける」ようになるための「雑巾しぼり」です✏️


何故、雑巾しぼりが書くことに関係してくるの?それはね「しなやかな手首育てるため」


「書く」ことへの準備には、大きくわけて以下の2つが必要です。
1、形を捉え再生するメカニズム
2、書く道具の操作のための筋肉の調整


ここでは2についてとりあげます。

書く道具、すなわち鉛筆を持って操作するためには
「指先の力」
「力のコントロール」そして
「手首の柔軟さ」が必要です。

とりわけ、「手首の柔軟さ」については盲点になる保護者や教師の方が多いのではないでしょうか?


「あ」「わ」「の」「ね」「ら」「ろ」などをゆっくり空中に書いてみてください。
ちょうど弧を描いているところで、手首をくるっと回していると思います。


ひらがなは曲線が多いので、なめらかな曲線を書くには、手首を使う動作が重要になります。

手首が固いと、なめらかな線がかけずカクカクっとしたぎこちない字になってしまいますし、書くこと自体が疲れます😅

「手首の柔軟さがあるに越したことはない」ということです✏️


さて、雑巾絞りに戻りますが
雑巾絞りは既に述べた書くために必要な
☀︎ 「指先の力」
☀︎「力のコントロール」
☀︎「手首の柔軟さ」
すべてを育てられる動作なのです。

さらに言うと、「両手の協応」も育ちますし、「拭く」となると手腕や肩の力も強まります。

こう書くと、いいことづくしの雑巾絞りですね!

私が勤務していたモンテッソーリの保育園では、毎日食後に子どもたちと雑巾がけをしていました。
もちろん雑巾を絞るところからはじめ、お教室の中をいったりきたり。

子どもたちは「書く」練習なんて思ってやってはいませんが、自分の力をめいっぱい使うって気持ちいい!と思っている子が多かったと思います😊



何故、「雑巾しぼり」を小学校入学前にやっておいてほしいのか?「雑巾しぼり」が何故書くことに関係してくるのか?

それは「書ける」ようになるための「しなやかな手首育てるため」です✏️


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