相手の意見が違うときどうしますか?(悟り・解脱への道)
世の中は、だいたい自分と同じ意見と言う人は、少数です。
「これは俺だけなのかなぁw」
人のことは、正直わからないので、自分を基準に考えると、ほとんど同じ意見だと喜ぶ人は少数です。
私は、若いころ、いや53歳くらいまで、自分と意見が違う人のことは、「なんで間違った考え方をするのか!?」と、強く思っていました。
相手の言葉に対して、「それはおかしい!」と強く反応したのならば、それは、「おかしい。」のは自分の方だったのです。
「それは違うよ。あなたは間違ってるよ!」と、思った時は、自分の中に、その自分を認めていないだけのことです。
「仕事は適当で、手を抜いてもいいんだよ。」と言う言葉に、反応して、
「仕事は、命がけでやれ!」と、怒りが込み上げたならば、それは、自分の中に、「自分が適当な存在だ。」と言うことを許していません。
スピリチュアルの先生でも、人の考えが自分と違う時に、「それはこうだよ。」と、説教しようとするならば、
問題は教えられる人では無くて、「それはこうだよ。」と、説教しようとする側にあるのです。
それが例え、「神様がこう言っています。」 とか、宇宙(源)と会話できると言う人でも同じです。
なぜ同じかを、次に説明します。
誰も相手は間違っていないし、自分も間違っていない
この地球上に、間違った考えを持っている人はいません。
この地球上の、一人一人の人間すべてに役割があり、そろぞれに違う宇宙観があります。
宇宙と言っても、人それぞれに違う宇宙の世界を持っている。
自分の中の宇宙で、これが正しいと確信しても、他の人の宇宙では、そうではないのです。
それを、自分の宇宙での正しさを、他人に押し付けることで、喧嘩や戦争になるのです。
連続殺人鬼のような犯罪者でも、「自分は正しい。」と、思っているのです。
多くの人は、「何人も殺すなんて気が狂ってるおかしい!」と思いますが、殺人を犯した当人は、「自分は正しい。」と、思っています。
「それは許されない。」と、言われるかもしれませんが、
この地球での人生には、自由意志はありません。
生まれる前に、魂(ハイヤーセルフ)がシナリオを書いてきて、それに沿って生きているだけです。
この人生は、映画のように与えられた役を演じているだけなので、
殺人鬼は、「俺は、正しい。」と確信して、人を殺す役をやっているだけなのです。
その人の性格・性質・思考癖も、事細かく役柄が決まっていて、セリフまで決まっています。
目の前に現れた、すべての人が、決められたセリフを言って、決められた行動をしているだけなのです。
相手は、決まった役やセリフしか言えないのです。
それを、「お前は、間違ってる!」とか、「そうじゃないよ。こうなんだよ。」と、コントロールしようとしても無駄なのです。
中には、「直した方がいいよ。」と言ったら、素直に直す人もいます。
その人は、言われて直すと言う、シナリオを書いてきただけです。
まぁ、「それはおかしい!」と言って、どうしても他人をコントロールしたくなるのも、これまたシナリオとも言えますがw
ここまで考えると、エゴ(思考)の方は、お手上げなんですが。
結局は、他人も自分も、シナリオ通りに行動して、話ししてるってだけのことです。
だから、相手も正しいし、自分も正しいのです。
「相手も、自分も、正しい。」と認められないから、苦しみや葛藤が生まれるのです。
それを体験するために、この地球に生まれてくる訳ですから、当然なのですが、それを解脱する時が来たのです。
この苦しみから抜け出て、解脱したいのならば、この世界のすべての正しさを認めることです。
この世界には、正しいことしか存在しない。
「相手も正しい。」 しかし 「自分も正しい。」 このどちらも受け入れて、認めることです。
片方だけでは、片手落ちなのです。
どちらかが、落ちている人が多いですね。
先生と言われている人たちでも。
それすらも、シナリオなので間違いとは言えませんが、解脱や悟りの境地では、無いでしょう。
じゃあ、意見が違う時は、どうするの?
この3次元世界の今の地球では、これが結構難しいのです。
一番大事なのは、自分がストレスを貯めたりしないように、できるだけ楽になる選択をすることです。
そして、相手が、「お前は、間違ってる!」とか、「だからダメなんだよ!」とか言われても、
自分を責めて自分を傷つけないことです。
これを言われたら、本当に間違っていて、本当にダメなのは、自分では無くて、言って来た相手の方なのです。
この世は、写し鏡と言われれています。
相手に、間違いや、ダメなところを見たのならば、
間違いや、ダメなところを持っているのは、それを指摘する方なのです。
だから、なにか指摘されたなら、指摘してきた方に問題があるので、「俺は、間違っているのか。」とか、落ち込んだり、傷ついたりする必要はありません。
「自分はシナリオ通りに、完璧に生きている。」と自信を持ってください。
この世界はすべて完璧で、すべての人が完璧で、あなたも完璧なのです。
すべてが、完全で完璧であるものなので、「それでいい。」のです。
自分は、「完全で完璧だ。」と確信していいです。
1mmたりとも間違いはなく、すべての行動、すべての言動が完璧です。
ここでやっちゃいけないのが、「俺は、完全で完璧ならば、相手が間違っている。」と思うことです。
なぜならば、相手も完全で完璧だからです。
ただ、まだ、今の時代では、「お前は、間違っている!」と言ってくる先生のような方もいます。
未熟なのは、そう言ってくる先生の方なのですが、
その先生も、「私は、正しい。」と確信して言ってくるので、余計に始末が悪いのです。
ここで、お互いに、「いや、こうでしょう。」とか、議論をしても、相手や自分に、受け入れる度量が無ければ、
喧嘩になりますよねw
どうしようも無いのですが、「逃げるが勝ち。」と言うことになります。
同じ土俵に立って言い争いをしても、同じ宇宙の世界に住んでいないので、意見が合うことは無いのです。
どうせ最後は、決別するのです。
無駄な争いは避けた方が、ストレスは少ないかと思います。
でも、「俺は争いたい。」と言う方もいると思うので、その方はやってください。
人それぞれにシナリオが違うので、私の考えとして書きます。
私ならば、「この人は、私と意見が違うな。」と思ったらば、会わないようにします。
どうしても会うようならば、「私の考えはこうなので、それを押し付けないでください。」と言います。
それでも聞かない時は、それが仕事なり、グループならば、仕事を辞めて、グループを辞めます。
人生は、「ストレスを貯めないように生きる。」と決意すれば、そのように生きれるので、可能です。
それにこちらが、すべてを受け入れることができて、相手も正しいと認めて、相手をコントロールしなくなれば、
仕事についても、すこぶる人間関係の良い職場につけるようになります。
私は、「なんでこの人は、間違った考え方をするのか!?」と、強く思っていた時は、人間関係が最悪で、
ブラック企業に入って、我慢して働いて、精神病になり9年間も働けなくなった時があります。
宇宙意識を学んで、相手の考えも正しいと受け入れて、それでも相手に対して「おかしい!」と思った時には、
自己受容で、その自分の認めない部分を受け入れてきました。
それをやったら、人間関係は良好になって、仕事も人間関係の良い仕事にたくさんつけるようになりました。
他人との摩擦は、なにかを学ぶことにはなりますが、それでストレスとか、自分を傷つけるのならば、その相手や、職場から離れて、逃げるのも大事ですね。
仕事で自殺する人も結構いますが、逃げるのが恥とか思わないで、一目散に逃げれば、自殺しないで済みます。
実際に私は、仕事で、上司と意見が合わなくて、喧嘩して辞めそうになった時に、仲裁に入った同僚に「逃げちゃだめだ。」と諭されて留まった時がありました。
結果は、先にそいつが辞めて逃げていきましたw
そこも中学生の部活みたいな、人間関係の会社で、支店長と腰ぎんちゃくの課長だけがふんぞり返って、毎日怒鳴り散らしいるところで、毎日が苦痛だったのです。
3年半も我慢しましたが、今思えば3日で辞めておけば良かったですよ。
「逃げちゃだめだ!」 では無くて、他人の人には、「逃げてもいいんだよ。」って、優しく言える度量を持ちましょう。
全員が、「逃げてもいいんだよ。」って、広い心を持てば、もっと緩くて楽な社会になりますね。
だから今のところは、意見が合わない時は、「逃げるが勝ち。」ですかね。
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