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空風登山部

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登山記録。公共交通機関を利用して山に出かけています。基本的にソロ。山行で撮影した写真を掲載しています。ヤマレコ会員(nainoa)
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三頭山(向山ルート)ひとり旅、鳴く雪とご機嫌な富士山

 三頭山は奥多摩三山のひとつ。今回は奥多摩駅からバスに乗って余沢バス停で下車、向山を経て三頭山に向かうルートを歩きました。ここで下車したのは私ひとりだけ。登りはじめの気温はマイナス6度。空気の冷たさで顔が痛いという現象を久しぶりに味わいました。  レコを入念に確認したので、登山口に問題なく到着。ここから先のトレースは所々落ち葉で掻き消され、標識もピンクリボンも控えめ。そこで野生の勘を全解放し、科学テクノロジーをも駆使してルートを探し出します。  向山から雪が現れ出し、次第

大岳山(海沢探勝路ルート)滝の道の先は修行の道だった

 奥多摩の大岳山を海沢探勝路ルートで登ってきました。海沢園地で身支度を整えてから歩きはじめ、いくつもの美しい滝を眺めながら登っていきます。葉の落ちた冬の森は静かで、滝から離れた山道になると、枯れ葉を踏む自分の足音だけの世界。大岳山への尾根への登りは急で、一歩一歩に力を振り絞って歩きます。大岳山山頂は眺望があり、富士山がよく見えます。今日は山頂に雲がかかりっぱなしでしたが。山頂に吹く風は冷たく、早々に下山開始。鋸尾根を経て奥多摩駅に向かいます。愛宕神社の長い階段を降りるとそこは

天祖山(八丁橋ルート)天界は雪景色だった

 天祖山(てんそやま)とはすごい名前です。何しろ天の祖(祖先)ですから。これは奥多摩の深部にある山。その山に登ってきました。取り付きの始めからキツイ登りが続きます。落ち葉が深く、慎重に行く必要のあるトラバース道もあり、なかなかタフなルート。地道に登り続け、ようやく頂上付近で広い尾根道になりました。そこは真っ白な雪景色。ザクザクと雪を踏みしめながら歩くと、疲れていてもちょっとテンションが上がります。木立ちの切れ目から富士山がきれいに見えました。天祖山の頂上には立派なお社があり、

天目山(鳥屋戸尾根ルート)紅葉は残っていてくれた

奥多摩にある蕎麦粒山と天目山に行ってきました。スタートは川乗橋バス停。鳥屋戸尾根を上がって蕎麦粒山へ。そこから天目山を目指し、ヨコスズ尾根を下って東日原バス停まで。鳥屋戸尾根はバリエーションルートになります。天候は晴れのち曇り。紅葉はほぼ終わっていましたが、いくつかは写真に収めることができました。