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心境の変化

明日には気が変わるかもしれないけど作家になろうとすることをやめようと思う。ずっと小説家になりたくて作品を書いていたけど、なぜこうも苦しいのが続くのかとかなぜこうも砂浜の案山子のような心境なのかと考えた時、全て欲のせいだと思ったからだ。有名になりたい、ちやほやされたい、沢山のその他大勢の赤の他人に自分の作品を読んで欲しい。そんな欲が健康な精神状態の害になっている。もちろん欲には最低限の睡眠欲とか食欲とかあるけどそれは除外して。なら執筆をやめるのかというとそうじゃない。それはそれだ。それはルーティンにすべきだと思うに至った。日常の中、青空を見て清々しい、鳥を見て可愛い、花を眺めて美しい。それと同様に考えるべきだと。この「べき」というのはあまりいい表現じゃないかもしれない。そうありたいと願いたいということか。無心になって一つのことを成すのは幸せだと思う。そんなことある人に昔教わった。無心になれば迷うこともない、苦しみも軽い、心はいつも自由だ。そんな人になりたい。なれるだろうか。なるしかない。魂はいつだって自由を望んでいる。きっと誰だって同じ。死にたいといつも思ってしまう自分へのメッセージとしてこの文章を書いている。救われたい。救うのは自分だ。

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