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あばら

久しぶりに思っていること、考えていることを書きたいな~と感じて、筆を執った次第です。


最近、文章を書くことが殊更に増えました。

それは、小説であったり、ゲームシナリオであったり、作詞であったり、ライブレポであったり。
時には誰かに頼まれて、大体は誰に言われるでもなく、自分の好きなものを好きなように書いています。

昨日も某ライブに行った感想を演者の方、現場に行った方、行けなかった方、いろんな方に読んでもらえて嬉しかったです。
自分の好きなものや景色、記憶を誰かに「いいね」と言ってもらえるとやはり嬉しいですね。

自分は文章を書くことにたくさんの意味を持っています。
好きなことを放出する手段、行き場のない気持ちを持っていく場、悲しいことも嬉しいことも大事なことを残しておくメモリアルとして。
なんやかんやで、文章は自分にとって必要不可欠なものになっています。
もちろん自分のために書いているけれど、読んでくれた誰かに何かしらの感情を持ってもらえるとそれはそれで嬉しいです。

中学生の頃、年の離れた兄に「国語は普通、それ以外はだめ」と成績についてなじられたことがあります。
兄の言ったことが正しかったとは思っていないけれど、「国語が普通」と言われてしまった私でも、文章の世界にいることができるのだと実感できる瞬間は喜ばしいことです。

私の身体はあばらだけ瘦せていて、触れると骨に当たるくらい脂肪がついていません。
空腹になると、あばらがきゅうきゅう締まって痛くなるし、歌っているときに肺活量の限界が近づくと折れそうになります。

私の好きな歌い手さんは、力いっぱいシャウトをしている時に、骨が、全身が震えていて、懸命さが伝わってきます。
もう一人の好きな方は、どれだけ歌っても安定していて、決して身体がブレることはありません。
どちらも好きで、どちらも羨ましいです。

私もあばらが限界まで軋むくらい、力いっぱいでいたい。
どれだけ骨が悲鳴をあげようと出し惜しみはしたくない、芯はまっすぐでありたい。

結局、自分のやることに変わりはありませんが。今はそんな気持ちで文章を書いています。

もしサポート投げてくれたらなんかいい感じのことに使います。