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自分の力で生きていく

わたしはただの消費者でしかなく、いつ壊れてもおかしくないような脆いシステムに依存している。

コロナ禍を経て、自分の生活を振り返ると、ときどきそんな消費者としての暮らしに恐怖を感じる。
電気が止まったり、インターネットが使えなくなったりしたら、いったいどうしたらいいんだろう。

生きることについて、深く考えずに今日まで来た。
だから、資本主義とかAIとか、いろんな大きなものの恩恵を、流れてくるぶんそのまま受け取って生きている。
そしてあるときは、それらの弊害も。

現代に生きているとそれは仕方がないことなのかと思いきや、そうではなく、「生きる知恵とスキル」をもっていきいきと生活している方がたくさんいる。

わたしも何かに依存せず、自立して生活したい。
責任をもって、自分の力で。
それは自分一人で生きるという意味ではなく、まわりの人と支えあいながら。

例えば学校ではいろいろな知識を教えてくれるし、それはとても大事で役にたっている。
でも私は、知識だけで頭でっかちになるんじゃなくて、もっと自分の手で何かを生み出したい。
やり方は知っていても、実際にできないことが多すぎる。

だから、料理やデザインや、エッセイ。
自分の手で何かを生み出せる人に憧れる。
昔から受け継がれるくらしの知恵をいかして、自身の生活に取り入れているひとにも憧れる。

なにかをインプットしたら、それをアウトプットしていく。
自分の手を実際に動かす機会を増やすことが、自立の第一歩だろう。

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