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クリスマスシーズンといえば

毎年この時期になると、中学高校でのクリスマス礼拝を思いだす。
プロテスタントの中高一貫の女子校に通っていたのだけど、クリスマス礼拝といえば一年での一大イベントであった。

そのクリスマス礼拝での主要イベントというのがページェントである。
ページェントとは平たくいえばイエスキリストの誕生までを劇で描くもの。当校でやっていたのは無言劇で、動きも最低限にしぼったものであった。
多分今もその同じ構成でやってんじゃないかなと思う。

中学1年生から見てると、この劇に出ることって結構憧れでもあった。しかしこの劇に参加できるのが高校3年生なのである。
高3のこの時期といえば、受験だ。うちは進学校でもあったのでこの時期受験生はみんなもう必死である。
なので必然的に、この劇に出られる人ってのは、推薦で決まった人たちなのだった。かくいうわたしも、一応第一志望大学に推薦がめでたく決まり、この劇に参加することができた。

劇の配役は一応オーディションみたいなものを行った。
わたしは背が高いからという理由だろうけれど東方からの3人の博士の1人をやることになった。
動きがあまりない劇の中でも博士は歩いて登場するため、人気が高かったのだが、まさかそこに選ばれるとは思いもせず、とてもうれしかった。

前にも書いたかもしれないがわたしはハンドベルにも所属していたため、中1~高2まではハンドベルで、そして高3の時はページェントで、クリスマス礼拝を「創る側」でいられることができた。

とくにクリスチャンというわけでもないがクリスマス礼拝の雰囲気はとても好きだったので、そこに加われたことは今でも誇りである。


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