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ドイツでの職探し、日本と大きく違うところ

海外移住して10年以上経ちますが、ここ5年ほど常に仕事を探している状態です。職歴が増えるにつれて転職市場からの反応も変わってくるし、いまだにガッカリさせられることもあれば新たな発見もあるので備忘録として残していけたらと思います。 

一度応募した企業でも、一年後であれば再チャレンジの価値あり 


2年前に応募して書類選考で落ちたにもかかわらず、今回は面接に招待されたことがあります。
ちなみに私の仕事の経歴はこの2年で特に変わってません。
そして2年前も今回もエージェント経由です。

Linkedinでこの企業の募集広告を見かけ、応募しようか迷っていたところエージェントからコンタクトがあり、2年前に面接にも進まなかったことを伝えましたがダメ元で応募してみたところポジティブなフィードバックがありました。

どういうことなのか謎だったのですが、このカラクリが面接で判明しました。

採用担当が変わっていたのでした。今回の面接官は去年からこの会社の採用を担当しているとのこと。

ドイツや海外では転職が多いので2年前の採用担当者はもう在籍してない、または別の部署の採用担当になっているパターンも多いのです。

または同じ担当者でも、いちいち覚えてないので特に気にしなくていいと思います。企業が最新採用システム使っていれば過去の応募履歴で弾かれる可能性ありますが、よほど大手でない限り大丈夫でしょう。

なので以前応募して反応なかったからといって諦めたり迷ったりしないでどんどん再チャレンジした方がいいです。

職歴のブランクがあっても、理由が育休や家族を理由にしたものであればそこまでリスクはない

ドイツに限った話かもしれませんが、履歴書に現在の状況として育休としっかり記載していますが職探しに大きな悪影響はないと感じています。
転職活動始めて3ヶ月、月3回のペースで面接に招待されます。
とはいえ、私が前職をすでに退職していると理解している採用担当者が結構少なかったりします。
履歴書にはきちんと前職の終了日も記載し、別枠で育休を記載しているのですが。
採用担当者もほとんど読んでないということですね。
育休中つまりこの間のブランクは働いてなかったという結構大事なポイントで見落としようがない気もしますが、やはり多くの応募者から書類選定するのは簡単ではないのでしょう。

出産、育休を経て仕事を見つけることに大きな不安がありましたが、ドイツ人の友達のいう通り大きな不利益にはつながってないと感じています。

ドイツ人曰く、育休っていっとけばなんの問題もない!と豪語してました。

ドイツでは出産や育休は自然なことで、誰だって病気になるのと同じくらいの感覚のようです。

必ずしも全員が同じ認識ではないですが、ドイツでは

“従業員が病気や怪我、妊娠出産で仕事を休まざるをえなくなった場合のリスクは会社が備えておくべき“

という考えだそうです。

言われてみれば確かに。至極真っ当な意見だと思いませんか。

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