そらの

根はネガティブだけど、それを後天的ポジティブに変換するプロ。そんなうわっつら前向きエッ…

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根はネガティブだけど、それを後天的ポジティブに変換するプロ。そんなうわっつら前向きエッセイを書いています。

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  • カフェまたねの妄想リスト

    将来つくりたいカフェの妄想です。将来使えるチケットもつけていくので(いいねがついていることを確認する形)ぜひ長い目でみてくださいね。妄想に終わる可能性もあるんですけど、夢見ることはタダですから。

  • 1万人チャレンジ毎日エッセイ

    投稿後3日間無料、その後1話100円で販売してます🌻 ①プラハ・ベルリン編(no.1〜no.7)¥500 ②ウィーン・ブラチスラヴァ編(no.8〜no.11)¥300 お得パックあり〼

最近の記事

28歳会社員、金髪だと「大丈夫なの?」と聞かれるが、私の思うところを聞いてほしい。

私の明るい髪を見ると、「かわいい!」より「大丈夫なの?」のほうが少し多い。別に不満はないけれど、「大丈夫だからしてるんだ」と思うくらいには捻くれている私であることは、少し悔しい。だって、心の広い私でいたいじゃないか。 しかし、「大丈夫?」という気持ちも少なからずわかる。日本に生まれ育ってきたし、ポニーテールがダメな校則と戦った学生時代でもあった。でも、私は髪型が自由でいられることを会社選びの必須条件として選んだ。 一人暮らしの物件を探すときに、絶対に譲れない「バス・トイレ別

    • 言い訳と、本音と、目標

      書きたい、のに、書けない。 「物書きになりたい」だけのいち会社員は、書くことはなにも義務ではないのに、書いていないことの後ろめたさを感じる日々だった。 書きたい、という気持ちの破片はnoteの下書きにずらりと並んでいて、ちょっと気になるタイトルの編集を押してみるも、真っ白な本文で、「あぁ、私は何を書こうとしていたのだろう」と自分でお預けをくらう始末。 言い訳をすれば、喘息の発作が2ヶ月間収まらず、生きることに精一杯だっとことと、その前後に2人しかいないばぁちゃんが続けて亡

      • 元カレが女々しさ100%でドン引いた話

        本日はブラックSORANOターンです。 ↓これ系 悪口を言わない人は素敵だな、と思う。でも悪口を共有できるとき、ちょっとその人と仲良くなれてしまうことも否めない。だから、悪口を言わない綺麗な人よりも、悪口言うことは人間らしさだよね!ということに繋げるせこいやつです。悪しからず。 ・・・ 私が2年ほどまえ、一瞬付き合っていた人がいます(期間で言えば3ヶ月、恋人ごっこのような期間は2ヶ月)。あまりいい思い出ではない上に、面白いエピソードが全然ないので、深掘りされると少し困っ

        • 軽率に好きになった未来のサッカー選手

          #サッカーの忘れられないシーン 中学生の頃、友達と外で遊んでいたときに後方からボールが飛んできた。 足で蹴り返すと「うまいじゃん」と言われて、その瞬間私は軽率にその子を意識した。 同じ学年の、違うクラス。 小学校も違っていたから、初めて言葉を交わした瞬間だった。 軽率に気になるあの子となったわけだが、運動神経が開花し始めていた私にとって蹴り返すことなどもはや反射神経のレベルで、「なんて偉そうなやつ!」だと思ったことも記憶している。 でも、ときめきとこの反抗心はいわゆる

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        • カフェまたねの妄想リスト
          2本
        • 1万人チャレンジ毎日エッセイ
          20本

        記事

          月が綺麗ですね、と言われたときに備えて、返事をシュミレーションしてみた

          「月が綺麗ですね」というのは愛の告白、なんていうのはよく知られたことで、もし仮に言われたとしてもあははは、と笑ってしまって風情もくそもなくしてしまう自信がある。 ただ、もしこれを言われたらなんと答えるのが正解なのだろうとふと疑問に思い、令和を生きる27歳はGoogleを使って検索をしてみた。 いつ、どんな告白をされるかわからないし、お相手によってはそれを笑い飛ばすような人ではなく、私服で和装をしてしまうひとクセくらいあるような人かもしれないし、そのひとクセある人に私自身も

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          『花の写真』を聴きながら手紙をポストへ入れる話

          TSUTAYAへ月に一度行っては、最新シングルをまとめて10枚借りて、Sonyのウォークマンに入れて音楽を楽しんでいたのが私の学生時代。 そのときにどこかのタイミングで紛れて入ってきたスピッツの「とげまる」というアルバムの中に入っている『花の写真』という歌がずっと好き。 タイトルからすでにただようスピッツ感、軽いメロディ、なんとなく風情を感じる歌詞が、どんなときもあぁこの歌好きだなぁと思うわけ。 これから先、たまたま撮った道端の花の写真を送るような、切れそうで切れない細

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          便りの向こうで元気なようで。

          “カコン” 正直、直接は聞いていないのだけど、ポストにハガキが入れられた時にかすかになったであろう音を想像する。 約7500km旅してきたこの一枚のハガキのゴールは私の家のポストだった。ようこそ。 地球は一周4万kmと思えば、1/4にも満たない距離なのだけれど、それは地図上でみた時の話であって、仕事や生活やお金、それに加えいまのご時世を加味するとそれはそれは、それはとてもとても遠い場所からのお便りだ。 27歳秋、このとんでも状況をかいくぐり、友人が1人異国へ旅立った。

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          これから、私が写していく世界

          今日、新しいデジカメを手に入れた。 はじめてのアルバイト代で買ったデジカメ、初めての一眼レフ、2代目の一眼レフ。はじめてシャッターをきるのは、いつもいつもぽん太だった。 連写していた愛犬が撮れなくなってしまってから数ヶ月、写真を撮りたいと思えなくなっていた。 空を撮ったり、ごはんを撮ったり、しなくなっていた。友達との写真もかなり撮り逃した。 ペットロスという魔物に気力を吸い取られ、私のファインダー越しの世界は黒いキャップで閉ざされてしまっていたようで。 ところが、新し

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          雨が降ったことは、たいした問題じゃないって

          ずどどどど 久しぶりに朝6時に起きたら案の定、家の階段で残り5段くらいを勢いよく滑り落ちた。 アラームで体を起こし、起きていたと思っていたけれど体と脳の連動ができていなかったのだろう。 でも、痛いという感覚も、寝ぼけていたおかげで普段より薄く(夕方くらいにズキズキしてきたけれど)、予定通りに準備を進めた。 大学時代の友人たちと山に登る予定だった土曜日はあいにくの雨。 さぁ、雨だからドライブでもしようか。 雨だからもう遊ばないんじゃなくて、 雨だからなにしようか。 雨に

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          私に彼氏ができないワケ

          今日、インドへ行くはずだった僕らの航空券代が返金された。 私のなかで「貴重」という札を貼り付けているクレイジーな2人の友人といく予定だった旅行が、キャンセルされて、返金されて、ぜーんぶ終わってしまった。 「リベンジしような!」という前向きな姿勢が好き。 でも、次いつ海外へ渡航できるかわからない状況や、私たちだっていつ結婚しても、子ども産んでもおかしくない年齢なわけだし、いまは仕事より何より「インドへ行こう」みたいなことが最上位の優先順位になる友人達も、いつどのタイミングで

          私に彼氏ができないワケ

          ヴァイオレットエヴァーガーデンというアニメを本が好きな友達にすすめられて、一気に見ているんだけど、言葉の大切さとか、たった一言で変わる世界が描かれていてとてもおもしろい。言葉と向き合う、それはやっぱり私が好きなことで、奥の深いことだなぁと思うのです。

          ヴァイオレットエヴァーガーデンというアニメを本が好きな友達にすすめられて、一気に見ているんだけど、言葉の大切さとか、たった一言で変わる世界が描かれていてとてもおもしろい。言葉と向き合う、それはやっぱり私が好きなことで、奥の深いことだなぁと思うのです。

          名前を呼ばれる限り

          「そらの」という名前は、私の夢のかたまりみたいなもので、物書きとして、旅人として、写真を撮る人として、バズりたいというよりも頼られたい、必要とされることが理想だったりする。 いまはまだ金銭的な安定もないし、精神的な安定もないけれど、ちょっぴりそれらに余裕があるときに活動してきたことが実って「そらのちゃん」と呼んでもらう場所がある。 昨日は久々に「そらの」として東京駅へ行き、旅の途中で出会い友となった女の子とパスタを食べてピザを頬張ってポテトをつまみながら黒ウーロン茶を飲ん

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          ひとり暮らしの準備

          まだ、場所や日程を決めたわけではないけれど、実家をでようかと考えている。 そのために、実は転職も企んでいたりする。 なぜなら、私はだいぶ都心寄りに住んでいるので、通勤を考えると私が理想とするひとり暮らしの生活は始められないから。 都心から少し離れた場所が勤務地になるようにしたいなと考えている。 (そのために来週1社、エントリーをする。) 1LDに住みたい。食べる場所と寝る場所はしっかり分けて、ダイニングでの出来事は動画にしてまとめていきたい。それが私のいまの小さな夢な

          ひとり暮らしの準備

          38.2度の発熱のため、今週分の更新が難しい。コロナという脅威が迫ってきてるように感じる。前から思ってるんだけど、怯える日々より早くなって抗体が欲しいと願う弱腰なわたし、だ。

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          重力ピエロの1行目

          唐突なんですけど、このイサカコウタロウさんの 重力ピエロの1行目を言える方はおりますかね。 ええ、わかるわけねぇよという人が大半かと 思われるんですけど 通称伊坂ワールドの住人は この日本に結構多く在住しておりまして、 わかんねぇよ、ではなくポッっと 「春が2階から落ちてきた」 と出てくる人もいるわけでね、 この前何年ぶりかわからない友達からの電話で 自粛期間なにしてるよっていうひょんな話から お互い伊坂さんが好きであることがわかり 「俺その中でも重力ピエロが一番好きだ

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          歩く学校、卒業生ぼくの最適解

          この記事はポプラ社さんの「#こんな学校あったらいいな」のコンテストへ応募している作品です。約4000字(3953字)、ぜひお付き合いくださいませ。  ぼくの通っていた学校は少し変わっていた。  といってもすごく珍しいわけじゃなくて、都道府県に1つずつくらいはあって、でも、日中に青い帽子の集団が歩いていれば「ぼくの後輩だ」だとか「あの学校の子供だ」とひと目でわかるくらいには変わっている。  ぼくの通っていた学校は歩く学校。名前の通り、自分の足でひたすら歩く学校で、普通の学

          歩く学校、卒業生ぼくの最適解