アンサンブル力向上だ!

歌丸「なんかようやく
アンサンブルっぽい内容のタイトル!」

ベー太「どんなことやるのかなー?!」

ギタ子「あたしの出番は?!」

ドラ美「この記事を読めば、
もっと上手くなれるのか?!」

〜〜〜〜〜〜〜

さあ、今回は前置きも短めに
バンドアンサンブル力を自然に高める
練習方法を1つご紹介します!

練習方法のネーミングについては
その場で付けたものなので気にしないでください!(笑)

その1「テンポ出しリレー」

・全員がテンポキープとテンポ出しの感覚を知るというコンセプトの練習です。

テンポキープはドラマーの役目
そう思っている方も多いかもしれません
しかし、テンポはバンド全員でキープするものです!

この練習では全員がドラマーの役目を体感して
全員でテンポキープする感覚を養えます

練習の時のBPMは遅いほど効果も高く
難易度も高くなりますが、
最初はBPM90〜100くらいを目安にやってみると良いでしょう!

【やり方】

クリックは鳴らさず(聞かず)に
最初にドラマーにハイハットを叩いてもらいます。
叩くパターンは8分打ちのシンプルなパターンで。

8分打ちのテンポが決まったら
そこにキックとスネアを足します。
ドン、タン、ドン、タン
という簡単なパターンでOKです!

キックとスネアが入ったら、
ベーシストがそのテンポに合わせて
8分音符のルート弾きをします
この時、ドラマーが出したテンポに吸い付くようなイメージで、
ドラムの演奏に馴染むように頑張りましょう!

ベースが入ったあとは、
ギター、鍵盤、どちらからでも大丈夫なので、
8分音符のアルペジオを弾きます。
パターンは
タントンタントン〜
という感じの2音だけの簡単なパターンが良いです。
アルペジオもベースと同じように
自分が入ったときに演奏に馴染むイメージで!

最終的にメンバー全員で8分音符のドラムパターンベースのルート弾きアルペジオを弾くところまでが1セットという形になります。

ここからが本題です。

1セットが終わったら、
次は同じことを
ベースから始めてみます

ベースがテンポ出しをするのです。
ルートの8分弾きで。
ドラマーがハイハットでやった事と
同じ役割をやってみるのです。

ベースのルート弾きのテンポが決まったら
次はギター、鍵盤のどちらかが
先程と同じように簡単なアルペジオを
ベースのルート弾きに重ねます。

ベース、ギター、鍵盤、
と重なった最後にドラム
という順番で重ねていきます。

これを同じように
ギターのアルペジオスタート
鍵盤のアルペジオスタート
というように最初のテンポ出しとキープを
全員が経験してみることが大切です。

この一連の練習で

①自分がテンポを出す感覚
②流れているテンポに対して流れを止めずに合流する感覚
③自分が出したテンポに他のメンバーが合流する感覚

という三つの感覚をトレーニングできます。

この三つの感覚をバンドメンバー全員が鍛えていくことによって
ドラマーの4カウントで演奏を始める時にビシ!っと合う精度が上がり

演奏中にみんなでリズムを作り合う
という感覚を持つことが出来るので
演奏中のテンポキープがとても楽になります。

今まで「ドラムのテンポに合わせる」
という一つの物差しでしか演奏できなかったものが

上記の三つの感覚で結ばれると
演奏がより安定感を増します!

この練習方法の応用として、実際の曲のフレーズやパターンでリレーしてみるのもとても良い練習になります。(サビのパターンをループしてみる、うまく揃わないセクションをループしてみる等)

この感覚を是非ともバンドで共有してみてください!

次回・【新メンバー加入!?その名はジェシカ=ハッケンコッケン】

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