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INFJとISFP 職場での相性を考える

以前、同じ部署で仕事をしていた同僚に、INFJとISFPの人がいました。
今は違う部署になったので一緒に仕事はしていませんが、この前社内のチャットでMBTIを勧めてみたらやってくれて、INFJとISFPであることが分かったのです。
相性を軽く調べてみると、あまり相性は良くないという記事が多かったです。
とはいえ、別の記事でも書きましたが、相性が悪くても一緒に仕事ができないというわけでもないので、むしろ相手の特徴を知ることでより円滑に仕事ができるようになれば良いと考えます。
ちなみに、この2タイプはデザイナーや芸術家など、クリエイティブな仕事が適職だそうですが、我々はごく一般的なサラリーマンです(笑)
まあ、誰もが最適な職に就けるわけではないし、別にサラリーマンでも本人が苦でなければ良いと思います。
ということで、INFJとISFPの二人が私の会社ではどのように仕事をしていたか?を思い出しながら書いてみます。

まずINFJ(提唱者型)とISFP(冒険者型)の比較をざっくりとしてみます。
項目が多くなると分かりづらくなるので、絞りました。

どうしても文字がちっちゃくなる(>_<)

このシンプルな比較からもわかる通り、INFJは全体を見渡す役割に向いています。つまりリーダーや管理者側向きです。
ISFPはマイペースで独創的であり、スペシャリスト(職人)に向いているように思います。

組織を管理する側の人は、会社の方針や目標を理解し、それを達成するために部下に仕事を割り振る(落とし込む)ことが必要です。
INFJは高い目標や野心を持ちながら、誠実であり、周囲へのサポートもこなすため、上司からも部下からも信頼される傾向にあります。サラリーマンとしては非常に万能型であると感じます。

一方、ISFPは周りの人々に影響を受けながら、独創的なアイデアや新しい視点を持って仕事を進めることができます。
さらに、自らの能力やスキルを追求し、実際にいろいろと試して問題解決を図る傾向にあるようです。

さて、実際に私が一緒に働いていたINFJの人は、まさしく管理職でした。
チーム全体に気を配り、ものすごく丁寧にサポートをしており、部下からも上司からも凄く信頼されています。
この人はおそらく、そのうちもっと上の役職に行くと思います。
普段の業務の中で、チームメンバーが行き詰っていると、一緒に会議をして解決策を提案したり、スケジュールを立てたりされており、自分も横で見ててちょっと心配になるくらい仕事熱心でした。
問題解決の力もかなりすごくて、これまでの状況やデータから論理的に次の一手を判断し、実行させます。あと結構我慢強いです。

次に、ISFPの人は電気のプロです(イメージできますかね?)。
電気図面の設計、実際の配線、PLC(シーケンサ)について非常に詳しく、最近では電気検査の仕事も担当をされていました。
特に新規事業などを進めるときには、こういった電気の設計や構成に”これ”という正解がないため、手探り状態で仕事をしていくことになります。
このような案件の場合、ISFPにとってはクリエイティブという能力を活かせるため、苦にはならないでしょう。
また、ISFPは好きなことや面白いことにガッツリのめり込む傾向があり、PLCを書き始めると納得いくまでずーっとやり続けてることもあります。
さらに温厚で謙虚な傾向にあるので、上司や周囲の人から気に入られやすいです。

INFJが案件の全体を管理し、ISFPが実際の業務にあたる。
二人はこのような関係性ですので、まさしく”ハマってる”と思いました。
得意な分野でそれぞれが力を発揮すれば、仕事の効率も上がりますし、みんながハッピーになれるでしょう。

目先だけの相性の良し悪しはいったん無視して、どうすればお互いの能力が出し切れるか? どこのポジションが適正か? ということに注目して、みんなが適材適所の考えを持って仕事することができれば、今の職場環境はより良いものになるんじゃないかなぁと思う次第です。
今は昔と違って転職がキャリアアップという考え方にようやくなってきてますから、今の自分のポジションが適切ではなくて今後も変わらない予感があるのであれば、どんどん転職していったほうがいいと思います。

ちょっと話がそれましたが、INFJとISFPのお二方には度々お世話になっているので、記事のネタにもさせてもらったしそのうちビールおごります(笑)


まとめ

INFJ
・チームをまとめるリーダー
・万能タイプでありながら、問題解決もしっかりできる
・上司からも部下からも信頼されやすい

ISFP
・設計開発、PLCやプログラム作成など、クリエイティブな仕事が得意
・得意なことは集中して取り組む
・上司や周りから気に入られやすい


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