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4月9日


水族館
ベタだけど我ながらいい提案だったと思う


少し暗くて混雑している館内は、昼間でも自然に肩を寄せ合える

腰を支えられてエスコートされるのに慣れてないので、驚いて思わず声が出そうになった

イルカのショーも見れたし、ジェットコースターも乗れた

頭の回転がいい、将来のビジョンと哲学を持っている

本人には言わないが、手が温かいところと、エスコートされたとき手から違和感を感じなかったのが、決め手でもある

おもしろくて、知的、優しい目、女の子へ幻想なし、根性あり、知的好奇心、将来性がある仕事、ギャンブルたばこなし、浮気癖なし、

身長や顔、ファッションなどのビジュアルも結構タイプ

いままで揃わなかったものが揃っている

自分で優良物件といってしまう少し自信家なところもいい、まあ確かに優良物件なのだけど

「結婚を前提にお付き合いしてほしい」

一生言われることはないんじゃないかと少し諦めていたところ、聞けた言葉


一生かけて幸せにする、人生変えてしまうと思う、それでもいい?大切にする、捧げる、などなどプロポーズか?と思うくらいの言葉を並べた彼


「これまで直感を信じてきたものは大体うまくいく、別れる気はしないな」

そう言われた。

取り繕った言葉より、この直感をいうもの、結構侮れない


温かい手に握られながら、
「次同じようなこと(浮気)があったらおれ死んじゃうかも」

と言われ、おもわず手に力が入りそうになった。
もし明るい中、見つめあっていたらきっと動揺で私の瞳は揺れていたんだろうなと思う


過去は過去だし、私ももう気軽に遊べる歳でもなければ、目の前にいる人をできる限り幸せにしたいと思う



朝の時点ではまだ決心はついてなかったそう
1日、いつ、なにを、どんなふうに彼が私をジャッジしているかドキドキしていたけど、一緒にいて決心がついたとのこと

これまでこの人と結婚するだろうな〜と思うことはあまりなかったけれど、この感覚が本当なら、本当だと思う

幸せになりたい







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