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航空大学校3次試験(面接)〜①本気度に関する具体的な質問を考察〜

みなさん、こんにちは!ソラシベリアンです。


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私がマンツーマンで面接対策をさせて頂く場を設けました。
面接に関する記事は、かなり注目度が高く、受験生の皆さんが面接に不安を感じているんだなと知りました。
この記事を読んでいただいた後、じゃあ自分の場合はどうしたら良いのか?
マンツーマンであなたの面接をブラッシュアップさせて頂きます!
ご予約お待ちしております。


今日は「航空大学校3次試験〜本気度に関する具体的な質問を考察〜」をお届けしたいと思います。

前回の記事で、「就活の面接も航大の面接も見られているポイントは同じである」ということと、その3つのポイントに関する説明をさせていただきました。

よく聞く表面的な面接対策では、面接官にあなたの本気将来性人柄を十分伝えることができないと思い、本質的な面接対策と題して記事を投稿した次第です。
(↓まずはこちらをご覧ください)

さてさて、前回の記事では概略に関して述べさせて頂いたのですが、もう少し踏み込んだ記事もお届けできたら、もっとみなさんが喜んでくれるんじゃないかなと思いまして、、、

今回は、『①本気度』に関して、面接でされる具体的な質問と、その意図答える際のポイント(方向性)をお伝えします!

それでは、面接官はどんな質問で「あなたの本気度」を確かめるでしょうか。私の面接の記憶と、私が面接官だったらこんな風にして受験者の本気度を確かめる、という具体例を挙げていきます。そして、その質問の意図は、最後まで掘り下げると「本気度」に帰着するのです。

僕は、こうやって、こんな準備をして面接を突破しました!
というのを伝えていきます!

Let's Sora Siberian !


① どうしてパイロットになりたいの?(志望動機)

定番の質問ですね。パイロットになりたい理由を聞かれます。
そして、その理由で面接官にご自身の本気度を伝えることができたら(辞めなそう、諦めなさそうと思わせることができたら)クリアです。

どうしてなりたいのか、どのくらいなりたいのか、を伝えることを目指します。

良い志望動機・悪い志望動機

例えば、「年収が高いから」という理由だけだと、面接官は物足りなさを感じます。なぜなら年収が高い職業は他にもあるからです。「年収が高いから」という理由が悪い訳ではなくて(面接では言わない方が良い笑)、
どうして年収が高い職業の中でもパイロットを目指すのか、そこを深掘りして答えましょう。

あなたが、弁護士や医者、起業家など年収が高そうな職業の中でも、パイロットを目指した理由があるはず。

その理由を伝えれば良いのです。理由は何なのかを自分で掘り下げてみつけましょう。その理由が「パイロットじゃなきゃだめだね」と面接官を納得させられれば良いのです。

さらにこの志望動機は、根深い方がいいです。
最近、ドラマで見てかっこいいなと思いました」だけだと、影響を受けやすいタイプなのかな、なりたいの今だけじゃない?となります。(僕はドラマがパイロットを知るきっかけになりました。)

この場合は、
ドラマで見て、パイロットをどんな職業と捉えたのか、どこに惹かれたのか。
さらに、そう捉えた結果、どういう理由でなりたいと思えたのか。
または、どうしてそこに惹かれたのか。
を付け加えることで本気度が伝わります。
(NGな捉え方、惹かれた所の例:制服、モテるなど浅いもの)

志望動機は根深さで勝負する

【簡単な例】
『私はドラマでパイロットを見て、パイロットは乗客を安全に目的地へ運ぶという目的を達成するために、乗務員や、整備士、グランドスタッフを統率する職業だと認識しました。そこが私の職業選択の軸である「目的を達成するために、チームのリーダーとして活躍する」と重なりました。(以下、その軸を立てた理由など)』

このように、パイロットになりたい歴パイロットを目指すきっかけのドラマチックさを競う必要はありません。いつからなりたいか、きっかけは何なのかは、人それぞれでよく、それほど重要ではありません。

必ずしも幼少期にパイロットからコックピットへ招かれた経験がなくても、
就活を始めてからパイロットを視野に入れても、大丈夫です。笑

ただ、どうしてパイロットになりたいかの理由の部分(職業選択の軸の決め手など)は根深い方がいい。

自身の原体験を通して知れた、ご自身の好きなこと、得意なことなど。
原体験から生まれた、将来はこんなことをしたいという思い(抽象的で良い)。
学生時代を通して育んだ能力など。

好きなこと・得意なこと・将来の目標などは、1日2日で変わるものではない(=根深いもの)。
その根深い部分が、志望動機と重なれば、面接官は、
「この子、本気だな。本当にパイロットを目指しているんだな。ちょっと大変なことがあっても諦めない。合格後も辞退しないな。」
と判断できます。

じゃあ、その根深い部分はどうやって見つけるかというと、自己分析です。
自己分析の方法は、マイナビや就活支援センターなどにあると思うので、そこを参照してください(いろんな自己分析に中途半端に手を出さず、一つの自己分析ツールをやり遂げるのがポイント)。

また、自己分析を始めるのは早い方がいいです。
2次試験Aを通過したくらいでもいいと思います。Bを通過してからだと、時間が足りないかも。

口だけで「パイロットになりたい」は誰でも言えます。本当になりたいと面接官が信じれる理由(RTB = Reason To Believe)の部分が重要です。
根深いRTBを自己分析などを通して見つけましょう。

#①からだいぶ長くなっちゃいました
#もし分かりづらかったらコメントください
#需要があれば、面接カードの志望動機の部分の書き方を記事にしたいと思います

② もし希望する航空会社に入れなかったらどうする?

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