手を動かすこと

今日は毛糸をほぐして豆腐ドーナツをつくった。
手をうごかすことは生きる力を取り戻すことができる行為のひとつだ。
普段はパン屋さんにパンをつくってもらったり、食堂で定食をつくってもらってその対価としてお金を支払っている。
だけど、そのひとつひとつを行為として自分の体をつかうことは、人としての力を実感できる。
つくることはいきることだったはずなのに、労働することが対価を得てそれと引き換えに人の労働に報いることで経済は回っている。
経済は社会を維持するために大切だけど、生きる実感は、経済とは違う地平線で満たされる。人が作ったはずの経済社会なのに、経済のなかで生きることは息苦しいものなのかもしれない。

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