相手を大切に思う気持ちが広がると
家族のぬくもり、家庭の温かさはどこからくるのか。
それは、相手を大切に思う気持ちからくるのだと思う。
親が子を大切に思い、子が親を大切に思う。
兄弟や姉妹も、時にはケンカをしても根底の部分ではお互いを大切に思っていたりする。
「相手を大切に思う」気持ちがなければ、たとえ血のつながった家族であっても、辛い家庭生活になるだろうし、その反対に、血が繋がっていなかったとしても、互いに相手を大切に思っていれば、温かく居心地のいい家族、家庭になる。
家族一人ひとりの思いが大切なのだ。
それを拡大するとどうなるだろう?
同じ地域に住む人同士が、互いに相手を大切に思い合う。
そうしたら、その地域はとても住み心地のいい場所になるのではないだろうか。
それがさらに拡大していったらどうなるだろう?
一人ひとりが、大切に思う気持ちを世界に向けて拡大していけば、世界は今よりもずっと住み心地のいい場所になるのだろう。
家族の中では色々なものが共有されている。
例えば、家のお風呂を「これは俺のものだから、お前が使うなら金をよこせ」という人はいないだろう。
家族みんなで分け合って使っているはずだ。
なぜ分け合えるのか?
それは家族だから。
では、家族とは何か?
それは血縁ではなく、お互いに心から「相手を大切に思う」ことができる人たち同士のことを言うのだと思う。
そういう人たちが世界中にいたら、どれだけ楽しいだろうか。
もっと色々な国に遊びに行きたくなるかもしれない。
そうやって互いが互いをもっとよく知り合い、お互いに大切に思う世界になっていったら・・・。
地球という星そのものが、大きなひとつの温かな家庭となっていくだろう。
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