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「コンゴ民主共和国入国」

靴磨き世界一周アフリカ編2日目

成田空港から一度ソウルに立ち寄って、
ゆっくりする間もなくすぐに飛行機を乗り
変えてアディスアババへ移動した。


ちなみにアディスアババがエチオピアの首都
の名前だということは最近知った。


成田→ソウル、ソウル→アディスアババの
移動だけで14時間ほど乗っていた。


機内食は合計3回も出たから空腹に晒される
ことはなかったのは幸いだった。


成田空港は昨夜の21時頃に出発したのに、
アディスアババに到着したのは朝の7時過ぎ。


改めてこの地球上に時差があることに
不思議な感覚になる。


アディスアババ空港はドイツのフランクフルトや
アジアのシンガポールのように、アフリカの一つ
のハブ空港なのかもしれない。


朝10時のフライトでアディスアババから
コンゴ民主共和国の首都キンシャサへ向かう。


飛行機に乗車し、次に降り立つ時は
いよいよコンゴ民主共和国。


フライトで4時間、キンシャサに到着。


時刻は12時過ぎ。


エチオピアとコンゴ民主共和国ですら
時差が2時間もあるのか。


関空からキンシャサまで40時間ほど
移動にかかったのか。


かなり長旅に疲れたが、ここからが一つの山場だ。



空港から私が事前に予約しているホテル
まで20キロ近く離れており、もしあれば
バスで移動したいけど、なければタクシー
移動になる。


空港のタクシーだと足元見られてぼったく
られるから本当は避けたいところだが、空港
のスタッフにバスがあるのか確認したら
タクシーで行くしかないと言われた。



SIMカードを購入した時にスタッフに
空港からホテルまでだいたい何ドルくらいで
行けるか確認したら、40ドルだと言われた。


いつも空港内でタクシー会社と関係なさそう
な人に相場を事前に確認するようにしている。



預かり荷物をピックアップして、ゲートを
出たらかなり質素な空港だということに気づく。


アディスアババがなかなか豪華な空港だった
のでキンシャサもそのような空港だと勝手に
思い込んだいたけど、そんなことはなかった。


毎回空港から外に出る瞬間は緊張する。


自動扉を出た瞬間、外国人だと瞬時に理解した
タクシードライバーの人達が一斉に近寄ってくる。


「タクシー!!」

「タクシー?」

「タクシー。」


ずーっとしつこくついてきたドライバーに

「How much?」

と確認すると、

「40ドル」

と言われた。


もう少し安い人はいるかもしれないけど、
とりあえず早くホテルに行きたかったので
このおじさんに乗せてもらうことにした。


そしたらおじさんは別のところに案内して、
ドライバーに私のホテルの場所を伝えた。


そのおじさんは
「このドライバーに40ドル、俺には10ドル」
という謎の仲介手数料を求めてきた。


空港スタッフとか言ってたのに。

イカつい小遣い稼ぎしとる。


後で絶対チップ求めてくるだろうなぁという
気はしていたが。


交渉の末、5ドルをそのおじさんに手渡し、
ドライバーに乗せてもらうことにした。


こんな時のためにもう少し細かいお金を
持っておかないとなぁと思いつつ、まだ
両替したばかりだから仕方がないと納得させた。


良くも悪くも最初はどの人に出会っても
疑心暗鬼になってしまう。


「このドライバーも後から追加で
お金請求してくるんじゃないか。」

とか

「変な場所に連れて行かれるんじゃないか」

とか。


そう思いながら外の様子をスマホで撮影
していたら、ドライバーは手で制してきて

「No.this area is dangerous 」
〔ここは危険だからダメだ〕 

と言われた。


ドライバーのおじさんは英語が達者なわけ
ではなかったけど、「ここは撮影大丈夫」や
「このエリアはスマホ隠せ」と所々で
言ってくれた。


1ヶ月前に予約していたホテルに向かうと、
手違いで予約がされてなかった。


どうやらWhatsApp〔海外のラインみたいな奴〕
で何度か私に確認のメッセージしたようだが、
返答がなかったので予約を確定しなかったようだ。


ホテルの人がこんな提案をしてきた。

「今日はこのホテルは満室だから泊まれない
けど、姉妹ホテルがあるから今日はそこに泊ま
って、明日以降はこちらに泊まってもらえる
ように準備しておきます」

私はその提案に了承し、それほど遠くない
ホテルだったので歩いていくことにした。


そしたら先程空港からこのホテルまで
乗せてくれたドライバーが

「そこまで乗せて行くよ。空港へ戻る途中
の道でもあるし追加のお金はいらない」

と言って、乗せてくれた。


どこの国にも騙す人もいれな親戚な人もいる。


今日泊まるホテルにチェックインしてから
は体を休めることにした。


私の肌感覚では、かなりヤバいところに
来てしまったなぁという感じだ。


お金で解決できるなら、少々高くても
お金を使って安全を優先しようと思ってる。


アフリカへ行こうとしてる国の中でも
コンゴ民主共和国はトップレベルに危険
な国だと思う。


それでもコンゴ民主共和国を最初に選んだのは
「靴を磨きたい奴らがいる」のだが、詳しく
書くと4000文字コースになりそうなので、
明日以降に書こうと思う。


とにかく、靴磨き世界一周23ヶ国目、
アフリカ、コンゴ民主共和国に入国しました。


私、結構ビビってます。


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