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「コンゴ民主共和国を1番最初の国に選んだ理由」

靴磨き世界一周アフリカ編5日目

外務省が定めた国の危険レベルがある。


レベル1 十分注意してください。
レベル2 不要不急の渡航は止めてください。
レベル3 渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
レベル4 退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)


コンゴ民主共和国はレベル2、3、4のエリアが
あり、私が滞在している首都のキンシャサは
レベル2に定められている。
#不要不急の渡航は止めてください


ホテルの人にも外国人が1人で外を歩くこと
はさせず、近くのスーパーや買い出しにいく
時にもガードマンをつけてくれる。


日本大使館からも昼間でも1人で出歩く
ことは絶対にしないよう強く言われている。


コンゴ民主共和国に入国するためにはビザが
必要だったり、事前にホテルの予約が必要だったり
したので、いろいろと調べざるえなかったので
ある程度コンゴ民主共和国が安全ではない、
旅行者が行くような国ではないことは分かっていた。


おそらくアフリカ編の中では1番この国
が危険度の高い国になるだろう。



コンゴ民主共和国以降は日中は1人で
出歩ける国や街に行きたい。


というか、そういう国を選択しようと思う。


ただ、なぜそこまでしてコンゴ民主共和国
に来たのかというと、磨きたい人達がいるからだ。


それは「サプール」というオシャレ集団だ。


日本にいる頃から、コンゴ民主共和国に
超絶カッコいいスーツを着た集団がいる
という噂を聞いていた。


ある日気になってサプールのことを調べてみた。


以下はネットから拾って来た情報だけど、

「コンゴ民主共和国の平均月収は2万5千円ほど。

自分の月収よりもかなり高いスーツや靴を購入
して、エレガントに身をこなす人々を「サプール」という。


なぜ彼らがそんなにオシャレをするのかというと、
内戦の絶えないコンゴ民主共和国で、

『俺たちは争わない。なぜなら服が汚れるからだ』

と平和を訴えるためにオシャレをしている。」


と、ネットには書いてあった。


写真で見ると、本当にカッケェ奴らだ。



私はサプールの靴を磨きたい!!


どんな思想を持ってるのか、靴磨きを
しながら語り合ってみたい!!


サプールの靴を磨くことは私の夢でもある。



ただ、本当にサプールはいるのかなぁと
日本人が実際に会った話をあまり聞かなかったの
で疑ってたが、東京にあるコンゴ民主共和国大使館
に訪れた時にスタッフをしていた女性は父親が
コンゴ人で、コンゴにも何度か行ったことがある
と聞いたので、私は彼女に質問してみた。



「キンシャサにサプールっているんですか?」


彼女は間髪入れずに答えた。


「はい、サプールは実在します。」


サ、サプールは、、、実在する!?


私はその言葉を聞いた時、アニメワンピースで
マリンフォードで白ひげが死に際に放った言葉
を思い出していた。

「ワンピースは、実在する!!」





サ、サプールは、実在するのか!!


私はサプールの靴を磨くという、いわば
アフリカ編で行く前から絶対やりたかった
夢を1番最初に叶えにきたのだ。


実を言うとコンゴ民主共和国のビザの取得には
「入国、出国の航空券」と「ホテルの予約証明書」
が必須だったので、最初に行かないと予定を立て
づらかったから1番最初に行くことにしたのだが。


これまで移動中のタクシーの中から目を凝らして
サプールがいないかじっくり見ていたけど、
未だにサプールらしき人は見ていない。


オシャレな人や単色のスーツを着ている
人は結構見ているが、サプールの見分け方は
3色のコーディネートをしていることだそうで、
そうなると未だにサプールを見れていない。



まだコンゴ民主共和国には5日間いる予定だ。


現地の情報では、サプールは週末に現れる
という噂を聞いている。


決戦は土曜日。


ただ、週末は信じられないくらい人で
溢れかえるそうだ。


勇敢と無謀は違う。


1人で出歩くことは危険すぎる。


ただ、戦略はある。


決戦は土曜日だ!

サプールと言われてる人達
素敵な色合いの人は多い

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