Naoya.K@1992

「組織」や「ヒト」というキーワードを中心に日々思う事を発信していきます。 日系大手食品…

Naoya.K@1992

「組織」や「ヒト」というキーワードを中心に日々思う事を発信していきます。 日系大手食品企業で法人営業を経験した後、現在は転職エージェントとして仕事をしています。2020年に国内MBAを取得。 その過程で、組織・ヒトに興味を持ちました。

最近の記事

ジョブ型雇用の全て

はじめに 最近日本の大企業である日立や富士通、NECなどがジョブ型雇用の制度を導入していくといったニュースをよく聞きますが、今回は話題のジョブ型雇用について、非常に丁寧に分かりやすく記載されている「ジョブ型雇用のすべて」という本について、拝読致しました。ジョブ型雇用とは何か?なぜジョブ型雇用であるべきなのか?制度を取り入れるためにはどのような進め方になるのか?日本企業がジョブ型を採用する際に課題となる点は?など詳しく記載されていますが、今回は序章のジョブ型雇用とは何か?という

    • 人材版 伊藤レポートとは

      伊藤レポートとは?2014年8月、一橋大学大学院経営管理研究科 特任教授の伊藤邦雄氏を座長とした研究会による報告書「持続的成長への競争力とインセンティブ~企業と投資家の望ましい関係構築~」が通称で伊藤レポートと呼ばれているものです。当時、売上高営業利益率など重要な財務指標が他国に比べて低かった日本の企業に対して「ROE8%以上」という具体的な基準を提案したことが多くのメディアで取り上げられました。この提案は多くの経営者やマネジメントのマインドセットを変える要因の一つとなり、こ

      • 統計学が最強の学問である

        はじめに人材マネジメント系の本を読むことが多くなってきた最近ですが、今回は「統計学が最強の学問である」(2013年1月発行にダイアモンド社から発行)という本を拝読したので、私なりのまとめや感想をnoteにアップします。ゆとり世代、文系出身の私ですので、理解が追い付いていない部分があると思いますが、興味を持たれた方は、ぜひ本書を読んでみてください!! 本の概要について統計学を使用して、分析を始める方法が書いている実践的な本という訳では無く、なぜ現代において統計学を学ぶ必要があ

        • 組織の未来はエンゲージメントで決まる

          【何が学べるのか?】皆さんは、「エンゲージメント」という言葉を所属する会社や組織で耳にしたことがあるでしょうか?働きがいや生産性の向上が経営課題として挙げられる現代、その言葉に触れる機会が前より増えたのではないでしょうか?私の所属する会社でも最近、エンゲージメント測定ツールが導入され、以前よりもエンゲージメントについて考える機会が増えました。 そこで、今回は「組織の未来はエンゲージメントで決まる」という本について、自分なりの考えも含め内容について、まとめていきます。 エンゲー

        ジョブ型雇用の全て

          図解 人材マネジメント入門

          本の概要 【何が学べるのか?】 サブタイトルが【人事の基礎をゼロからおさえておきたいヒトのための「理論と実践」100のツボ】ですので、そのタイトル通り人材マネジメントの基礎から実践までを分かりやすい図解を参考に学ぶことができました。 以下、本の内容について、私自身が学んだことを記録する目的でnoteを使用していますが、人材マネジメントを基礎から学んでいるという方にとっては、本の要約という意味で、読み進めて頂く価値があると思います。 【著者について】 坪谷 邦夫さんという方

          図解 人材マネジメント入門

          現役転職エージェントが話題の「転職2.0」を読んでみた。

          お疲れ様です。こなー@1992です。今回はLinkedIn日本代表の村上臣さんの著書である「転職2.0」について、まとめ・解説します。 ■かんたんに私のキャリアについて私は現在、転職エージェントとして求職者様のキャリアコンサルタント及び企業様側の中途採用支援をしています。私の所属する会社は業界や業種毎にチームを分けており、私は金融・不動産の分野を担当しています。外資系や日本でグローバルにビジネスを展開する企業様の支援をする事が多いです。現在の会社は私のキャリアとして2社目で

          現役転職エージェントが話題の「転職2.0」を読んでみた。