先週から特にジャズギターにあこがれて
楽器を習おうかと思っておりまして。
とある教室で体験レッスンを受けてきました。

教室は空っぽでした。約束の時間になっても先生らしき方は姿を現さず
10分程度しばらくするとニコニコしながら来訪されて扉を開けて
「おまたせしました、どうぞお入りください」と待たせたことを詫びてきたのでした。
不機嫌で怒りっぽい性格ではなくて基本的に温和な様子。
少しだけちゃらんぽらんだなぁというのが先生に対する第一印象です。

ジャズとは何かを先週少し教わったばかりです。
ただ、ジャズマンはリーマンではないみたいなノリなんでしょうか？

先週帰り際に次週は待ち合わせの10分後に来ると助かると
おっしゃっていたので約束どおり先週よりも10分遅めに教室に
行きました。
ところがやはり先生は来ませんでした。
少し嫌な予感がすると思ったのですがやはり教室の代表の電話に
かけてお問い合わせすることにしました。

すると慌てて担当の先生から折り返しの電話があり
私のことを覚えていませんでした。

ひぇぇぇぇ。先週失礼のないように極力遠慮がちに
低姿勢で習いに来だしたのが逆効果だったのかも？

ある程度年配の先生は、私が先週からの新参者として
今週からの3月初の予約をしたことをまるで覚えていなかったのです。
結局は来週に仕切り直しという運びとなりました。

普段の私でしたら、
「なんなんだあの先生。自分のことを忘れるなんて！もう許せん！
こんな教室にはもう通わないっ！」などと怒り狂うところかもしれません。

でも、ついさっきデートが終わったばかりで
（しかも楽しいデートでしたので）
「ま、いいか」とばかり肯定し、近くの大きめの本屋さんで参考書を買うことにしました。

この参考書のタイトルが3年後という未来を
先取りしてくれたようなタイトルで様々なジャズ参考書のある中で
購入しました。

いますぐ弾けるなどというような安易なタイトルでないのが
むしろ好感が持てました。

今日レッスンを受けたとしても先週からあまり練習がはかどって
いなかったのでどこかでそんな気分を神様がくみとってくれたのかも
しれませんね。

来週までにはある程度効率よく練習を重ねたうえで
レッスンが受けられるようにと今思ったのでした。

本当にこの先生悪気があってぶっちしたわけではないとは
思います。いや、そうだよねぇ？
次週こそはレッスンを受けさせてください。お願いですから。

ここまで1000字を超える長文にお付き合いいただき
ありがとうございます！

皆様におかれましては約束の反古などに
みまわれることのないようにお祈り申し上げます。

そしてまたの機会にもお会いできますように。