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うつ病へのコメント返信してみたら想定外なことになった

お久しぶりの投稿になってしまいました。
過去投稿を読んでくださったみなさん、ありがとうございます!!
前回の記事のコメントを改めてひとつひとつ読み返して、いろんなことを考えていました。

今回はこの場を借りてコメントに返信しながら、個人的な考えを書いてみるという試みをしてみます☺️
全員に返せないことをお許しくださいm(._.)m


不幸比べや苦労自慢というのはあるあるですよねぇ〜

「昔は〜だったんだ!」
「わたしなんて〜をやらされたのよ!」

こういった主張には
「それに比べてあなたは幸せでいいよね」
が隠れていて、アドバイスではなく自分が気持ち良くなるためのマウントであることも多いように感じます。



…な〜んて言いながら白状すると、
幸せや不幸は主観的なもので他人と比べることができない
という前提をちゃんと理解できるようになったのはわたしも最近です。

要は幸せの尺度や基準とはなにか?という話になりがちかと思いますが、
自分と誰かの置かれた状況を比べたとて、条件統制は不可能ですよね。

確かに昔はスマホがなくて足で営業するしかなかったかもしれないけど、
今は同時に複数の顧客にアプローチできるようになったからノルマが増えただろうし、
わたしなんて義母の命令でおかずを3品以上作らされたかもしれないけど
こっちはフルタイムで働いていて料理にかけられる時間が違ったり。

余談ですが学生の頃、ともだちがお母さんとめちゃくちゃに喧嘩して、
「とにかく親と離れたい。産まれたくなかった」
と怒っていたことがあって。
わたしはその発言に腹が立ってしまったんですよね。
だって奨学金を借りることもなく、私立大の学費を支払ってくれている親に向ける言葉じゃないと思って。
「じゃあ家出ればいいじゃん」って言っちゃって。


うわあああああ今考えても友達ごめん!
正論モンスター誕生の瞬間に立ち会わせてしまった。

友達は、産まれたくなかったと言いたくなるほどに傷ついていたんですよね。
大学に通わせてもらっている恵まれた状況と、傷ついた事実は分けて考えるべきで、求められていたのは怒りや悲しみという感情に寄り添うことでした。

そしてなんでそんな正論モンスターが爆誕したかというと、
実はわたしが思っていたことだったからです。
うちも学費は全て両親や祖父母が出してくれていて、感謝すべきことだとわかっていたからこそ文句を言う資格はないと、何かあっても負の感情をなるべく押し込めていました。

状況がどうであれ湧き出てきた感情や思考を否定する必要はないと思います。
幸せだろうがなんだろうが辛いもんは辛いし。
このへんの考え方はのちのち社会人になったわたしを蝕んでいった感覚でもあるのでまた書きたいなぁ。

ただ、言葉にして伝えるかどうかは考えた方が良さそうですね!
このひとゴリラに似てるな〜って思っても言わないほうがいい場合の方が多そうです。
思うは自由。

それから薬についても今後詳しく書きたいなと思っているトピックでもあります!
わたしも7〜8種類くらいは試したかなぁ…
今はイフェクサーという抗うつ薬を飲んでいますが、抵抗がありつつも試してみて本当によかったです。


お医者さんからの「もう大丈夫ですね」
なんて輝かしいお言葉!!
休養は絶対的に必要ですよね。
体を休めるのはね、ごろごろだらだらすればいいんですけど
脳を休めるのってかなり難易度が高いです。

特にうつ病のひとは頑張り屋さんで心配性が多いので

「いつになれば動けるようになるんだろう」
「貯金がなくなったらどうしよう」
「こうしている間にもできることはあるんじゃないか」

ってそりゃぁ〜〜もう〜〜〜
ずっとぐるぐる考えちゃうのあるあるですよね。
いっそ治るまで気絶できたらいいのにって思ってました!
強制的思考停止。笑

そうそうそうそう!!!!
わたしも先の予定を白紙にすることがめちゃくちゃ大事だと感じます!!!
うなずきすぎて首もげそう!!!!

ただ、有給や休職期間、金銭面の問題などで現実は厳しいのもよくわかります。

それでも、それでもなんですよね。
あせりは自責に直結しがちなので、結果的に寛解が遅れることにもなりかねません。
言及されている生活保護や、傷病手当などを利用して気長にかまえてほしいものです。

気をつけたいのは、周囲の「待ってるからね」という声がけ。
もちろん言う方は優しさから良かれと思って発するぬくもりのある言葉です。
そして、受け取るうつ病さんはほっとするし、泣きたくなるほど嬉しいです。

その時はね。

でも、なかなか良くならない病状の中で時間だけがすぎていく。
せっかく仲間が待ってくれているのに復帰できない自分。

「そのうち職場環境も変わるんじゃなかろうか?」
「待ってるって言っても限界あるよな?」
「もしかして調整のために迷惑をかけているかもしれない!」

お守りにしていた言葉だったはずがいつのまにかじわじわ体力を奪う怪物になることもあります。

あくまでわたしの考えですが
うつ病さんには未来の約束をするのではなく、
いつも通りのトーンでさりげなく味方であることを伝えてほしいなと思います。
難しい要望!笑



ここまで読んでくださったみなさん、お気づきでしょうか…
想像以上に1つのコメントに対する返信が長くなってしまっていることに。
いやほんと、想定外!!

もっとたくさん返信したいなと思っていたのですが、いったん終了します〜
改めて、たくさんのコメントありがとうございます!
とても嬉しいし、励みになるし、みなさんの考えや経験を聞けて勉強になります。
また返信祭りゲリラ開催します。


















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