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冬ごもりも近く...

山間は連日雪が降っています。近所の別荘に滞在していた人々の賑わいも、すっかり雪の静けさに変わっています。

凍てつく中も発電を続け、電気炬燵に当たりながらホットコーヒーを飲み、炊飯器でお米を炊いてIHで煮物を作ったり、今の季節の安定した十分な水量の沢水は暖かな恩恵を与えてくれます。

今年は平年よりも遅れて雪が降り始めましたが、それでももう長くはここに居られません。毎年建物の1階部分は完全に雪に埋もれ、道路は雪の回廊となります。

もうじき水車は冬を越すため発電を停止し、台枠から軸受けを外して雪囲いの中で宙吊りにして次の遅い春を待ちます。

台枠に載せたままで冬を越しても構いませんが、そうすると約半年間の停止期間中に沢の水飛沫がかかり続けるので、翌年の運転再開時に重量バランスが極端に狂ってしまいます。制御アルゴリズムにより、たとえ重量バランスが極端に狂っていようとも強制的に一定速度で美しく水車を回転させる事は出来ますが、気分的に今年は水車を修理したばかりで重量バランスが取れていて勿体無いので、ちょっと手間ですが水飛沫がかからないように吊るしておきます。

立ち上がり管は雪に押しつぶされて破損する恐れがあるので、分解してウッドデッキの下に保管しておきます。U字溝に沿って敷設されている導水管路は常に流れ続けている沢水により周囲の雪が融けるため、豪雪の被害を受けません。そのため特に撤収する必要もなく、毎年そのまま放置です。

制御装置類は配線を取り外して家の中に保管しておきます。

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今年は冬支度が必要な物が増えました。それは気象観測用のアンテナです。雪が積もって破損してしまっては困るので、こちらも近々片付けなければなりません。

しかし未だ私の研究は今年の目標に達していません。急ぐ必要があります。実は部品調達でkonozama喰らったりしているうちに一ヶ月ほどの遅れが出てしまいました。そのため急遽不完全なハードウェアながら電波状況のデータだけでも取っておこうと思います。現在の状況からすると、残念ながら当初の計画に有ったお天気カメラの方は今年は無理そうです。

冬支度までの残り僅な日数で、機械学習に必要な十分なデータ量が得られないかもしれません。その場合は雪解けを待つ必要があり、最悪来年5月以降まで持ち越しとなります。

#雪 #DIY #発電 #水車 #アンテナ

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