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いい仕事をするために、もっと属人的になろう。

こんにちは、souの樋口です。

今、私たちがやっている、Web制作。
ただ、その一言で括ってしまうのは少し正確ではない気がするので、私がどんなスタンスでWeb制作に取り組んでいるのか書いてみようと思います。

①ワークライフバランス→ワークアズライフ

だんだん聞くようになってきた「ワークアズライフ」という言葉。

仕事とプライベートの垣根がなくなるような働き方を表しています。

ワークライフバランスでは、仕事をほどよく切り上げてプライベートとの両立を目指しましょう、ですが、ワークアズライフは統合を目指します。

仕事なのか、プライベートなのか、判別がつかないようなこと。

昨年、47都道府県を旅して回ったのですが、ローカルの取り組みを知りたくて気になる場所に行きました。そこでのインタビューが仕事にも発展。

自分のやりたいことには時間をかけられる。時間をかけられることにおいてはやがて良いものをつくれるようになっていく。

僕は新しい出会いにワクワクします。才能ある人たちの視点に嫉妬しながらも刺激を受けます。

だから、挑戦・成長したい人にとってお役に立てるWeb制作をすることで、刺激的な方々と関わりをもたせてもらえることはありがたいです。そのために自分を高めていく努力は自然とできることだと思っています。

②システム化→属人化

いかに効率よく進められるか、仕組み化をして、必要な役割を割り出すことから仕事が生まれる。それが多くの仕事の生まれ方ではないでしょうか。

「◯」という役割が必要になれば「◯」に近い形の人をどこからか連れてきて業務に割り当てる。「△」という役割には「△」に近い形の人、「◻︎」という役割には「◻︎」が当てはまりそうな人を。

人事、だとか、マーケターとか。そういった職種に人が割り当てられるということが多くの仕事において行われているわけです。

でも、AさんBさんCさんが集まったら何ができるだろう。から仕事ってつくれないのでしょうか?

そうした、人を起点にした仕事のつくり方をしたかった。

③神様→親戚のおじさん

お客様は神様だ、とも言われますが、もっと身内の感覚を持てたら良い。

親戚のおじさんという絶妙な距離感だからこそ、遠慮なく言えることってあるはずで。胸を借りるつもりで、失礼かもしれないことでも、"こと"に向き合って忖度なく意見を伝える。

耳障りの良いことばかりを言っても仕方ありません。ときに調子に乗っていた自分をフラットな状態に戻してくれる一言は、とても痛いですが尊いものとなって染み込みます。

それは逆もまた然り。親戚のおじさんから僕たちに言いたいことは言ってもらう。希望を伝えてもらう。

健全な議論をしながら、思いを形にしていけたらと思います。

いい仕事をする鍵は、私がそこに「いる」こと。

丁寧さや品質というのは、自分が「いる」状態で行われる仕事に、自然に付随する要素に過ぎないのでは?

自分をいかして生きる / 西村 佳哲

心が眠っているような状態や、生きているんだか死んでいるんだかわからないような状態ではなく、人が「より生きている」ようになることを助ける働きが「いい仕事」なんじゃないか。

自分をいかして生きる / 西村 佳哲

きちんと自分ごとして一緒に取り組めるかどうか。

この人を「より生きてる」状態にしたいと思えるかどうか。

僕が働くときに大事にしたいこととして、それらがたしかな基準点としてあるように思います。

sou 樋口

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