元デベロッパー志望が行く、遅すぎた東京物件訪問旅~後編~

こんちは。

毎日9時間睡眠してます、nakasoです。

もう行ってから2週間が経過していますが、東京旅の後編です。
記憶がなくならないうちに書いてしまおう…

今回は続きからです。前編はこちらから!

WITH HARAJUKU

the・東京といった新宿のビル街からなんとか脱出したのちに向かったのは、若者の街(と勝手に関西人がイメージしている)原宿。

本筋とは離れますが、山手線ってほんとに便利ですね。我が故郷大阪にも大阪環状線がありますが、最大の違いは行先が複数でないこと。大阪環状線は周囲のいろんな他線と直通運転をしているので、ずっとぐるぐる回っている電車は意外と少なかったりします… それに引き換え山手線は周回する電車が3~4分間隔で来るもんだからやめられない。

このnoteを見つけてここまで読むくらいの時間で原宿に到着。
駅を出てすぐ、眼前に広がるのはまたもやNTT都市開発が手掛けた商業施設、WITH HARAJUKUでござい。

下層階がショップ、上層階は居住スペースになっている。

外観から見てもわかる通りとても新しくてきれいです。それもそのはず開業は2020年で、最新のトレンドを取り入れ新しい未来を作っていきたいという想いがこの建物には込められています。

内装も現代らしく、緑が多くウッドデッキもあったりとリラックスできる空間が広がっています。どこかフォトジェニックな雰囲気も感じられます。
外と中があまり区別されていない造りなので、よく言えば風通しが抜群で、悪く言えば夏は暑く冬は寒いです。

こういうの好き。

テナントもIKEA(カフェ付き)、ユニクロ、スタバ、ドクターマーチンといったヤングな店が多く入っており、原宿の文化にすっかり溶け込んでいる印象を受けました。土地が違うだけでテナントって大きく変わるもんですね。

もし自分がどこかデベロッパーに引っかかっていたら、こういう建物を作りたかったなと素直に思った覚えがあります。オフィスビルだったり住宅はだいたい使う人が決まってきて、わくわくを感じる機会がどんどん少なくなっていく。その一方で商業施設だと比較的ビジターが多くて、より多くの人に感動だったり面白さを提供できます。土地を訪れた人の思い出の一つを形作ることができればそれほどうれしいことはないと思います。

ちなみにここを出た後は竹下通りを散策したあと表参道まで歩きました。日向坂46のシングル「ソンナコトナイヨ」のロケ地めぐりをしようと試みたのですが、時間がカツカツなのと1日のムーブでそろそろ足の疲労が蓄積してきたことを理由に断念。

とあるシーンの撮影現場です。どこでしょうか?

乃木神社・東京ミッドタウン

重くなりはじめた足に鞭を打ちつつ向かった先は、東京メトロ千代田線の乃木坂駅。

乃木坂46のファンというわけではないのですが、乃木神社があることは知っていたので、せっかくならということで東京ミッドタウンの前に乃木神社に行ってみることに。

中に入ると数名参拝客の方がいて、乃木坂ファンと思しき方はメンバーの絵馬をたくさん撮っていました。

参拝を済ませたら、少し歩いたところにある東京ミッドタウンに到着。

港区といえばここか六本木ヒルズでしょ、という感じでしょうか。言わずもがなの存在感と豪華な内装はテンションが上がること間違いなしです。

2007年に開業してもう15年が経過しようとしていることにびっくりするくらい、中はとても清潔感と新品感に満たされた空間でした。テナントも高級ブランドがずらりと立ち並び、周囲の生活レベルや街としてのブランディングを痛感します。

こういう自然全開なところが好き
はい、優勝です(語彙力)

三井不動産の王者たる所以を見ましたね。港区という立地、場所や利用客に合わせたテナント、建物と緑あふれる公園を組み合わせた「街」としての一体感、どれも一級品です。やはりデベロッパーは人々の生活を形作ることが求められるわけですが、それを率先して実行する同社の行動力、リーディングカンパニーとしての誇りを実感しましたね。

ちなみにここで足の限界が来て、豪華な建物内と疲れ果てた大阪の田舎もんという構図が出来上がりました。同じように物件をめぐる人がもしいればだいたい15時前後にガタがくると思っておけばいいかと。

東京タワー

実は(?)上ったことなかったので、ついでに東京タワーに上ってみることに。

JR東海ツアーズのプランで東京に来たことは前半の記事で言及した気がしますが、実はこのプランに東京タワーに入れるサービス券がついてたんですね。これを使わない手はないわけです。

東京タワーからみたフジテレビ。どこが作ったのかなと調べてみたら鹿島建設でした。大手スーゼネの一角。

夕方の時間であったため、傾きかけた太陽の撮影に成功。ところどころにある東京の高層ビルと太陽の共演は東京に来たことを実感させられます。

高層建造物恒例の、床ガラス。普通に怖くて笑いました。

有明ガーデン

住友不動産の物件をあまり見てないことに気づいたので、複数の候補の結果有明ガーデンに向かうことに。

東京タワーから向かいましたので、電車を2回ほど乗り継ぐ必要があります。東京タワーからでなくても一本で向かえることはかなり珍しい立地。

有明ガーデン外観。どこか無機質。

中はこれといった特徴もない普通の商業施設。特別ハイブランドなテナントも入っているわけではないので、大衆向けの施設と言えます。
ホテルや映画館も併設されているので、ここで宿泊して買い物をしてレジャーを楽しむなんてこともできそうです。

内装、結構綺麗じゃないですか?
有明という土地柄なのか、そんなに普段使いという感じでもなさそうなので、清潔感がかなり意識されている印象を受けました。

そして、ここと新宿NSビルの両方に住友不動産のモデルルーム(?)が展開されていました。他の会社のビルではこんなことありません。就活中から、住友不動産はビジネス色が強いなと思っていましたが、改めてその強さを見せつけられた形です。住友不動産の商魂尽きぬ姿勢を痛感しました。

正直、この辺りから記憶が薄れています。笑
1日いろんなところを歩き回っていたので、とにかく体力の限界が近いことを感じていました。(後日歩数を確認したところこの日は3万歩オーバー…)

と、いうわけで。

なんと!ここにはお風呂もあるではありませんか!!!
いや〜住友さんには感謝しかありません。住友最高!

ここの小ネタなのですが、料金プランがタオル付きとタオルなしで分かれています。先にスタッフに有無を伝えて入場するのですが、入場してすぐそこのところでタオルが置かれているんです。
つまり、スタッフにはなしと伝えてからタオルを取ることも可能になっている、というわけです。実際はバレるのかもしれませんが、すごくモラルが問われているような気がして少し緊張しました。(僕は最初からタオル付きを選択したので遠慮なく取りましたが)

というわけで、ここまでで物件ツアーは終了。
最後は東京駅に急いで戻り、駅地下にあったお好み焼き屋さんでビールと共に優勝してから新幹線で帰宅。

感想ですが、不動産業界・デベロッパー業界を志す就活生はやはり物件見学はした方がいいです。もちろんサイトでもどんな店があるか、どんな場所にあるかなどは調べられますが、それだけが全てではありません。店どうしの繋がりや導線、やってくる人の属性、周辺の環境、実際のアクセスなどなど、行ってみないとわからないこともたくさんあります。そしてそれらの事象も考えないといけないのがデベロッパーの仕事であり、やりがいでもあると思います。(やったことないですが)

あと何より、僕は就活が終わってからこのツアーをしましたが、就活中にやれば絶対にモチベが上がると思います。パソコンに張り付いてESを書き、面談を多くこなすのもいいですが、ぜひ実際に足を運んでみるといいと思います。

以上、長々と書きましたがこれにて終了です。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

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