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ブラックな環境って悪なの?

ブラックな環境って作れます(私見)

3つの要素で作れる
・権力を集中させる(生殺与奪・評価・アサインなど)
・情報を統制する
・愛を論じる

ブラックな環境に身を置くと

心にフタがされていく
・守られてる、いい評価をされたい、仲間外れにされたくないと感じ依存が高くなる
・外部で行われている情報を得る術がなくっている
・外部の状況は他者から得る情報だけになり、何が正しいかを自分で判断できなくなる
・外の世界に踏み出すのが怖くなる
・動機付け要因(やりがい・名誉・称賛)を浴びて気持ちが上がる(体力や財力は上がってない)

これは企業や国と言った単位で起きることではなく、集団が生まれた時点で起きる可能性のあることだと思っている。(夫婦・カップル・兄弟・クラブ活動、企業でも部・課・グループなど)

自分の体験

IT関連の製品を販売する会社にいた
・事業部の長のリーダーシップは強い
・逆らえない
・結果が未達の際に叱責はされるが励ましもされる
・与えられた目標が高すぎることに気づかない
・他の部署や会社に比べらた今の部署はすごくいい環境(給与)、いい製品を扱ってるのだと教えられる
・別部署と飲みに行ったりすると次の日に聞かれる(監視)
・入社時400万、6年後420万(途中一回下がった)でもこれは上場企業よりも昇給率が高いのだと思わされてた(目標達成できないけど、頑張ったから給料を上げてやると)

一つ一つ上げるとエピソードにキリがないが、大体そんな感じ。

ブラックな環境から抜け出す方法

ブラックな環境にいることに気づく
・何かあっても死にはしないと理解する(死刑とかのレベルには非対応)
・外の環境にいる人を探す
・人から聞く情報の真偽を自分の耳や目で確かめる
・自分の欲求を受け入れてみる(お給料をもっともらいたい、休みとりたいなど)

昔、自分もブラックな組織にいたので同じような状況にあった。

しかしブラックだと気づくまでに6年くらいかかった。最終的にはそして抜け出すのにはすごく不安があって勇気が必要だった。

ブラックな環境って本当に悪なの?

この「ブラックな環境」が全て悪いという事ではないと思います。

身も蓋もないですが「自分が環境をどう捉えるか?」という点に尽きるなと思います。スタートアップでも大手企業でも人によっては感じ方が違うと思います。

スタートアップ企業の場合
会社は来月終わったらなくなるかもしれない。でもそこを乗り越えられれば大きなやりがいと報酬が得られる!という企業に「ちゃんと有給は取れるか?」「残業はせずに定時に帰ります」と言った人は多分合わない。
ホワイトと言われる企業の場合
残業やノルマ、労働環境、賃金がホワイトな企業。でも、バリバリ働いても稼ぎは同じ。そう言った場合、仕事ができて、稼ぎたい人にとってはブラックに見えるかも。

なので、私はブラックな組織が全て悪だと思いません。

基本的に資産などがない自分は、自分の時間と体が最大の投資資源だと思っています。自分の時間を何に投資して、何を得たいのか?そのためには今の投資先(会社やチーム)でいいのか?ということは常に考え、見直し続けないといけないと思います。

個人的な思い
ブラックとホワイトは紙一重

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