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なぜ人は恋愛にハマるのか

学生の頃から話題の中心はいつだって恋バナだった。
甘酸っぱい青春からドロドロの不倫に至るまで。

一生物として種を継続せねば!という本能からヒトと恋愛感情は切り離せず、ゆえに恋愛に夢中になるという側面もあるだろう。

でもたぶん皆が恋愛にハマる理由はそれだけではないと僕は思う。

漫画やドラマの影響で誰しも一度は”主人公”に憧れる。
そして、心のどこかで自分は特別なんだと思いたい。

それなのに現実世界は残酷で、世の中の99%の人は平凡な日常に留まってしまう。変わらない毎日の繰り返し。
そうやって、自分は”普通”なんだと気づかされる。

しかし、恋愛をしている瞬間は違う。

私にはこの人しかいないし、この人にも僕しかいない。
そう思わせる力が恋愛にはある。しかも皆に平等に。

実る・実らないを問わず、恋愛をしているときだけは、自分が世界の中心であるような錯覚を感じることができる。

気づいたらあの人のことを考えている、そして、相手もそうかもしれないと期待する。
そんな想いで脳がいっぱいになると、かつて夢見た”主人公”感を味わうことができる。

いつもの日常に特別感を届けてくれるから、人は恋愛にハマるのだろう。
そして、その瞬間は尊いものだと僕は思う。

だから、いいんじゃないかなー。
喜んで落ち込んで、舞い上がって絶望して。
そんなことを繰り返して人生に彩りを加えても。

水無月 双

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