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明日も友だちでいられるように

「本当の友だちができるのは大学生までだよ」
OBからこのセリフを聞いたときの感想、「なわけ(笑)」。

本当だった。

厳密には社会人になってからも親しい人は増えたが、学生みたいな自然と友だち、、みたいな感じではない。

社会人になったからといって、僕の性格が変わったわけではない。
おそらく周りの人も。

でも不思議だ。
距離の詰め方、話し方が自然と社会人仕様になってくる。

良くも悪くも社会人になると、打算的な人付き合いが増えてくる。
そうして、そのそろばんの結果、合う合わないが発生し、そのあとの関係性が決まってくるように思う。

自分はというと、”社会人付き合い”も意外と楽しんでいて、少なくとも休日は会社の人に会いたくないといったあるあるにはあまり共感できない。

ただ、1つだけ明確に芽生えた感情がある。

それは「今までの友だちって実はとても大切なのでは、、」という感情。

時間がない社会人時代の方が、かえって友だち付き合いを考える時間が増えた気がする。

皆さんは友だちに何を求めるだろうか?

・ありのままの自分を出せるかどうか?
・お互いがお互いを尊敬しあえるかどうか?
・無償の愛を注げるかどうか?

一人ひとり期待するもののベクトルが違えば、抽象度も違う。

僕はというと、優しいと面白いと頑張るの基準が同じであればいいなーと思っている。

何に対し優しさを感じ、何に対し面白いと感じ、どこまでを努力だと感じるかの基準が同じ。
そんな人が僕にとってのかけがえのない友だち。

などと考えているとふと流れる音楽。

僕が憧れる友情の形をこの歌はどんぴしゃで表現してくれる。

思い出が薄れつつあっても、ひとたび会えば自然とにやけられる友だち
この人には背中から刺されても良いと思える友だち

そんな友だちと明日も友だちでいられるように。
頑張れ、自分!

水無月 双

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