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わたしが40代でやめたもの(ファッション編)

3月号のESSEの「暮らし上手が40代・50代でやめて幸せになったこと」という特集がとっても興味深かったので、最近50歳になったばかりのわたしが40代でやめたことをつらつらと書き出してみました。

けっこうたくさんあったので、まずはファッション編から。

1.黒を着ること

40代はミニマリズムにはまり、無難で着回しのきく黒とグレーばかり着ていましたが、年齢を重ねるにつれ、黒やグレーが自分をとってもくすませることに気づきました。もともと角野栄子さんに憧れていて、おばあちゃんになったら角野さんのようなカラフルな服を着るんだ!と決めていたので、なにもおばあちゃんになるまで待たなくても、今からカラフルな服を着ればいいじゃないの♪と思い、黒を封印しました。

2.ジーンズ

年齢を重ねるにつれ、ジーンズの着こなしが難しいと感じるようになりました。たいしてお洒落ではない私の場合、ジーンズを履くとどうしても「生活に疲れたおばちゃん感」が醸し出されて気分が上がらないので、ジーンズを全て手放しました。ジーンズやめたら何履くんだって不安がありましたが、何なりとあるものですね。

3.ボーダーTシャツ

お洒落な人ならいくらでも素敵な着こなしがありますが、おしゃれ下手の私がボーダーを着ると、まさに没個性!ボーダーTシャツを着て夫と大型スーパーに行ったところ、夫とはぐれてしまったのですが、夫曰く「ボーダーの人が多すぎて見つけられなかった」とのこと。お洒落じゃないくせに他人と一緒がイヤな私は、それ以来ボーダーTシャツを着るのをやめました。

4.ワイヤーブラ

とにかく苦しい。イライラする。不快。ある日突然ブラに耐えられなくなり、カップ付きキャミに変えました。毎日が快適です。乳腺外科で先生に「やっぱりちゃんとしたブラをしないとだめですか?」と聞いたことがあるのですが、「別にどんなブラでも健康上は問題ないから、好きなのをしたら」と言われたので、自信をもってラクを選びます!胸の形なんて気にしません。

5.黒髪

ここ10年ほど、ずっと黒髪でした。顔や全体の雰囲気からすると明るめの髪色のほうが似合うのですが、一度染めたら染め続けないといけないのが面倒で。

それが、これまた年齢を重ねるごとに、今度は私のなかで黒髪が「まだ白髪があんまりないのよアピール」になっていきました。ありがたいことに、まだ白髪がほとんどないので、「え!白髪染めしてないの?」と言われるのがちょっと嬉しかったりして。これを明るく染めてしまうと、白髪染めしてると思われる、という超くだらないプライドがあり、黒髪を続けていました。ほんと恥ずかしい。

ただ、黒い服をやめて明るいトーンの服を着るようになったら、黒髪がすごく浮いて見えるようになりました。顔色も黒髪のせいでくすんでしまうし、お洒落じゃない私の場合、黒髪をどうアレンジしてもあか抜けない。

これはやっぱり明るく染めるほうがいい、と思うようになりました。それに考えてみたら、染めていない黒髪だって、白髪染めで黒くしてると思われてるよ。もう50なんだもん。

自分のバカげた思い込みに気づいて、10年ぶりに髪を明るく染めたら、とっても垢抜けて気分が良くなりました。お洋服とのバランスも良くなりました。くだらないプライドでずっと自分をくすませていたのが本当にバカみたいです。

一度染めたら、染め続けることは必要です。お金もかかります。でも、それで毎日ステキでハッピーでいられるなら、そっちの方がいいよね。

6.基礎化粧品・ファンデーション

44歳で肌断食を始めました。ファンデーションもやめ、洗顔は石けんで。洗顔後はワセリンを薄くつけるだけです。「目指すのはしっとりではなくさらさら」を守り続けています。お化粧品代もほぼかからないし、お化粧直しもなし。美肌ではないですが、普通のお肌をキープしています。とっても快適です。


40代でやめたこと、書き出してみたらたくさんあったので、「暮らし編」「心の持ちかた編」もご紹介します。


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