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仕事のやり方資質①事業家タイプ

そういう個と。プログラム主宰の皆川公美子です。

前回は仕事のやり方における事業家・サポーター・アーティストという3つのタイプの人についてお伝えしました。
今回はもう少し事業家タイプとはなにかを詳しくご説明してみようと思います。

この記事は、現在もやもやしながら働いているけれども、
そのうちフリーランスになりたいとか
もしかしたら小さな事業を立ち上げるかもしれないと
思っている方に向けてお伝えしています。


今日お伝えするのは「仕事の取り組み方=事業家タイプ」

です。


仕事タイプ「事業家」などというと、「事業」という大きなワードがついているために、それって大きな会社の社長さんの仕事のやり方のこと?
と漠然とした距離感を感じられるかもしれません。

けれどもここで言う
・事業家タイプ
・サポータータイプ
・アーティストタイプ

の「事業家タイプ」は仕事に対する取り組み方の資質のことで
現在「事業家かどうか」は全く関係ありません。
物事への関わり方やものの考え方、捉え方の特徴を示しています。
事業家資質がある人だね、と捉えていただいてもいいかもしれません。

ですので
フリーランスでも
おひとりさま起業でも
組織のなかのチームリーダーであっても
「事業家タイプ」である可能性は大いにあります。

ではどんな人が事業家タイプなのかを見て行ってみましょう。

仕事の作り方特徴


・0から1を作る方たちです。でもアイデア自体がまったくの01でなくても
 これをアレンジすれば世の中的には新しく見えるかも!に聡いです。

・世の中にあればいいなという新しい価値を思い付きたいので、世の中の流行りや流れに対して敏感であることも多いです。
 (あれ、はやりそうじゃない?とか、この商品中国には当たり前にあるのに日本にはまだない!に気が付くこと自体が好きです。)

・構造的にものを見るのが好きなので、このしくみをこの地方に持ってきたら、どうなる?この人たちにこれを伝えたらどうなる?と広い視野で社会的なものごとを眺めている傾向。

・単純に今までに世の中になかったものを世に出すことがおもしろいと感じる

・まずやってみる、実験精神が旺盛
やってみる、までの時間には人によって差があります。
HSPさんの場合は、いろいろなことに気づく情報量の多さが備わっているので、よくよくよくよく考えてから始める人もいます。


人との関わりの特徴


・事業家タイプはイメージしている仕事の規模感がけっこう大きいので、当然複数の人数でチームにしていくことを考えます。

・アーティストタイプが単独で(自分ひとりで)動く感覚なのに対して、
事業家タイプの人は自分ひとりではじめるときから、だれかに一緒に動いてもらう前提の考え方であることも多いです。

・実現しているかどうかは別として
チームで動く前提です。


お金との関わりの特徴

目の前に有名店のおいしいクリームパンが売られています。
いつも200円のクリームパンが今日は80円!とあれば、人はすぐに買いますね💓
この商品が高い安い、は消費者ならだれでもチェックすることです。
 
でも安くなったクリームパンの背景情報にまで興味を持つのが
事業家資質の特徴です。
・どうして今日は安くなったんだろう〜消費期限ぎりぎりなのかな
・原料が一時的に安く仕入れられたのかもしれない
・原料は同じ価格なのに安くして、赤字分をプロモーション費用として計上しているのかもしれない

などいろいろな価格背景に思いをめぐらせます。

・これ輸入したら売れるだろうなあ〜と考えると、当然そこには仕入が発生します。投資(でていくお金)と回収(入ってくるお金)をひとつのサイクルとして考えられます
 
・組織のなかにいても事業家タイプの方はいます。チームリーダーさんなどはその責務を楽しく全うする方もいるかもしれません。
「このプロジェクトの採算分岐は・・・利益が○○を超えたとき」
「この商品はこれまでにこのくらい投資をしてきた。販売個数が○○をこえたとき黒字ゾーンだな」
など、常に考えています。
 
・フリーランスであっても、自分に今月いくら入ってくるだろう、というインカム意識だけではなく、「このくらいの投資までならいいかな」と研修費をくみこんだり、このくらいを寄付にまわそうとパーセンテージの目安をもっていたり、します。

この記事は、現在もやもやしながら働いているけれども、
そのうちフリーランスになりたいとか
もしかしたら小さな事業を立ち上げるかもしれないと
思っている方に向けてお伝えしています。

そんなみなさまに

このような心持ちでいると夢は実現しやすいかもしれない

ということを以下にあげてみます。

自分には事業家の資質があるのかもしれない、と思われた方は
どうぞはじめから

・ある適度の規模を目指して行こう とゴールイメージをもちましょう。

自分を低く見積もらないことが大事です。

ゴールイメージは写真などに落とし込み映像化して持ち歩くと効果がでるのが早いですよ。(脳は自分に必要な情報をかってに目につくように集めてきます)

たとえば海辺のマンションに住みながら、PCで貿易の仕事をしたい、がこの先の理想イメージだとしたら
Yahoo!不動産や SUMO   のアプリを早速見に行って
「海辺のマンション」の具体的希望の物件の間取りや広さ、家賃を調べて写メしておきます。
ピンタレストなど使うのもいいですね。

貿易の仕事に関してもぐいぐい情報を集めていきます。
(資格やどのくらいの予算感でやっている個人輸入者がいるのだろう?など)

はじめからできなくても、月商いくらまでいったら人を雇おう、などチーム化も思考のなかに組み込みましょう。

それに向けてやっているうちに、
また魅力的な別のテーマがでてきたら
それもまたよし!として移ることを自分に許可しましょう。
どんどん思考をブラッシュアップサーフィンしていきます。

SNSなどを使って
自分の夢を少しずつアウトプットしているうちに
情報を持っている人とお友達になったり
時には偶然理想的な働き方だなというモデルケースに出会ったり、
ほんのちょっとずつでも人生は絶対そちらへと近づいていくものです。


新しい価値創造って、実は人より外れてるところ、世間から外れちゃってるところから出てきます。

HSPという少数派な目線が価値想像につながる可能性は
いくらでもあります。

今までにあるものというのはもちろんスタンダードなものとして売れていく、ということはあるかもしれないんですけれども、 それはもうすでにみんなが知ってしまっているものなので新規性や奇抜性がないから「大ヒットする」ことはないですよね。
でも事業家タイプの方は世の中に目を凝らしていて
これみんな欲しいんじゃないかな、とか
これがあったら実はこの人たち助かっちゃうんじゃないかな、とか
そんなところに視点があり、
さらにお金を回すのが上手なんですね。


最初のイメージは規模には関係ありません。
 
200円のものだって
15,000円のものだって

自分がいい!と思ったものを広めるときに
人は思いもよらないような大きなエネルギーが出ます。
まずはゴールの規模やレベルをおいておいて
やってみることが次の扉を開きますね!

自分が今まで社会の中で結構外れてるんじゃないと思った人たち、
その中でもお金とか社会の仕組みとかそういうものにとても興味がある方はこの仕事の仕方、事業家タイプの資質があるかもしれません。

ご自身の資質を棚卸しして

強みや資質をわんさかノートに書き出しましょう。
これは1日である程度やったら、
ずっと頭のすみにおいておいて
あとでちょこちょこ足していくといいです。
ん〜〜〜〜〜〜っと1日で完成させようとしても
煮詰まります。


遠慮せず 夢をいくつか

イメージ化しましょう!

今日もここまでお読みいただきありがとうございました。


■人間関係のお悩みが絶えない方
■自分の中に何か怖すぎる部分があるなとお感じの方
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