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インドネシア代表 基礎情報

◆基礎情報
・FIFAランキング146位
 (2023年12月21日付)
・アジアカップ出場歴 4大会ぶり5回目

◆チーム概要
4大会ぶり5回目のアジアカップ出場。
2019年韓国人指揮官のシン・テヨン監督就任以降、急速な世代交代を進める同国代表は、東京ヴェルディに所属していたアルハンを中心に20代前半のプレーヤーが多く、平均年齢はなんと24.3歳。

◆直近5試合の成績
(親善試合)インドネシア 0 ー 4 リビア
(親善試合)インドネシア 1 ー 2 リビア
(親善試合)インドネシア 0 ー 5 イラン
(アジアカップ グループステージ 第1戦)
 インドネシア 1ー 3イラク
(アジアカップ グループステージ 第2戦)
 ベトナム0 ー 1インドネシア

◆基本フォーメーション/特徴
基本フォーメーションは4-2-3-1。
格上には5-4-1や5-3-2といったシステムを使う傾向がある。

タイプ的には、細かいパスでリズムを作るポゼッションサッカー。うまく連動しながら、局面的に数的有利を作り出すのが上手いチーム。
また、プラタマ・アルハンのロングスローが武器の一つであるためサイド攻撃から、スローインを取ることも戦術の一つとなっている。
一方、守備においては脆さが目立つ。
積極的なアタックをするのはいいが、釣り出されるシーンやクリアミスで自らピンチを招く傾向がある。

《インドネシア代表 メンバー》

▼GK

ムハマド・リヤンディ(ペルシス・ソロ)

エルナンド・アリ(ペルセバヤ・スラバヤ)

シャルル・トリスナ(ペルシカボ・1973)


▼DF

エルカン・バゴット(イプスウィッチ・タウン)

ジョルディ・アマト(ジョホール・ダルル・タジム)

リスキ・リド(ペルシジャ・ジャカルタ)

サンディ・ウォルシュ(KVメヘレン)

アルハン(水原FC)

エド・フェブリアンシャ(ペルシブ・バンドン)

アスナウィ・マンクアラム(全南ドラゴンズ)

ワヒユ・プラセチョ(PSIS・スマラン)

シェイン・パティナマ(バイキングFK)

ジャスティン・ウブネル(ウルヴァーハンプトン)


▼MF

マルセリーノ・フェルディナン(デインゼ)

リッキー・カンブアヤ(デワ・ユナイテッド)

マーク・クロック(ペルシブ・バンドン)

イヴァル・ジェンナー(ユトレヒト)


▼FW

ヤコブ・サユリ(PSM・マカッサル)

ウィタン・スレイマン(バヤンカラ)


ディマス・ドラジャド(ペルシカボ・1973)

エギ・マウラナ・フィクリ(デワ・ユナイテッド)

ラファエル・ストルック(ADOデン・ハーグ)

ホッキー・カラカ(PSS・スレマン)

アダム・アリス(ボルネオ・サマリンダ)

ラマダン・サナンタ(ペルシス・ソロ)

デンディ・スリスチャワン(バヤンカラ)

▼監督 ソン・テヨン

Kリーグ・城南(ソンナム)FCで活躍したレジェンド選手で、城南FCや韓国のU-23、フル代表の監督を歴任。2018ロシアW杯では韓国代表を率いて、ドイツを破る大金星をあげてあいる。2019年12月、インドネシア代表の監督に就任。

◆日本(17位)vsインドネシア(146位)
1月24日(水)にドーハ/アル・トゥマーマ・スタジアム)で試合を行う。
D第2節では、インドネシア代表がベトナム代表に1-0で勝利し、イラク代表に敗れた日本代表と勝ち点3で並んでいる状況。
第3節は、グループステージ2位突破をかけた直接対決となる。なお、引き分けに終わった場合は得失点差により日本代表の2位が確定し、ラウンド16ではグループEの首位チーム(韓国、ヨルダン、バーレーン?)と対戦する。

◆過去の対戦成績
日本とインドネシアは過去に15度対戦。
8勝2分5敗(33得点18失点)
直近は1989年6月に東京・西が丘サッカー場で行われた『FIFAワールドカップイタリア’90』のアジア地区1次予選で、日本が堀池巧、長谷川健太らのゴールによって5-0で勝利したしている。

◆注目の選手昨季までJ2の東京Vに所属していたプラタマ・アルハン。

東南アジアサッカー選手権で大会最優秀ヤングプレーヤー賞とベストイレブンを獲得したことで注目を浴び、東京Vに移籍したが、あまり出場機会には恵まれなかった。ロングスローが武器。スピードがある選手であり積極的に攻撃参加する点にも注目。

ディフェンダーのジャスティン・ウブネル、20歳。背番号25番。プレミアリーグのウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ所属。

クラブでは左サイドバック、代表ではセンターバックの一角または左ミッドフィールダーでプレー。堅実な守備と、高性能なロングフィードが持ち味。

ミッドフィールダーのマルセリーノ・フェルディナン、19歳。背番号、7番。ベルギー2部KMSKダインゼ所属。
攻撃にアクセントを加えられる選手。ドリブルでの持ち運び、やわらかいラストパス、振りの速いミドルシュートなど、万能。特に、ペナルティ・エリア内で突っかけてくるドリブルには要注意。

ミッドフィールダードのヤコブ・サユリ、26歳。背番号2番。インドネシアのPSMマカッサル所属。


小気味よいドリブルからの、高性能クロスが持ち味のウィンガー。粘っこい守備からのインターセプトが得意なうえ、ゴール前に侵入するタイミングも絶妙。

他にも、チームキャプテンを務めるDFジョルディ・アマトはスウォンジーやエスパニョールでも活躍した経験豊富なセンターバックを努めている他、ベルギー生まれで現在も同国1部のメヘレンで主力を担う元U-20オランダ代表DFサンディ・ウォルシュはじめ、DFシェイン・パッティナマやMFイヴァル・ジェナー、MFユスティン・ヒュブナー、FWラファエル・ストライクはオランダ育ち。ヨーロッパのクラブに所属する選手が7人いて、帰化選手は全部で8人もいるとことは警戒せざる得ない。

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